第十二夜「つけまを買いに来る女子高生は、本当は何を求めているのか?」田端信太郎アドベントカレンダー
こんばんは。今日もお疲れさまです。
クリスマスまでの田端信太郎非公式アドベントカレンダー第十二夜。
第十一夜から読む方はこちら↓
さあ、第十二夜を始めよう。
左手にライターを、右手にモラルを。
※このnoteは本人の許可を得ていない非公式なものです。一方で、noteを書いているのは田端大学の関係者であり、24日間のコメントも彼に近い立場からのコメントが並びます。フラットな目線ではなく偏った立場であることを先に申し上げておきます。
第十二夜「つけまを買いに来る女子高生は、本当は何を求めているのか?」
マーケティング界隈で有名な格言があるのをご存知ですか?
ドリルを買いにきた人が欲しいものはドリルではなく、穴である
もちろん屁理屈で「ドリルが欲しい人もいる!」など反論できますが、わかりやすいマーケティングを表す言葉だと言われています。
お客さんが求めているのは商品やサービスではなく、解決方法なんだ!企業は解決方法を売るべきだ!というのはマーケティングの基本です。
ニュートンはりんごが木から落ちるところを見て万有引力を発見したそうですが、田端信太郎は、きゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」を聞いてつけまを買いに来た女子高生が欲しいのは、「自信」なんだと言っています。
企業は、顧客の課題解決を売っているのだから、顧客の課題を見つけることがマーケティングの1歩目なんですよね。まず、誰がどんなことで困っているのかを探す、想像する、調査する。
さみしい顔をした小さなおとこのこ
変身ベルトを身に着けて笑顔に変わるかな
おんなのこにもある 付けるタイプの魔法だよ
自信を身に着けて 見える世界も変わるかな
(「つけまつける」歌詞より引用)
この曲「つけまつける」も若い女性に圧倒的に支持された曲で大ヒットしましたから、歌詞に共感を集めているということは誰でもわかると思いますが、言葉を分解していくとこう。
つけまの企業が売っているものは「自信」である
そう言われてみると、自信のない普通の女の子が変身するための魔法なんだと書かれた歌詞の理解も深まりますね。
ドリルを買いに来たお客さんは穴を欲しがり、つけまを求める女の子は返信による自信を欲しがり。我々が普段利用するコンビニも、おにぎりや飲み物を売っているように見えてこう。
コンビニの棚に並んでいるものは、おにぎりじゃなく顧客の課題解決
企業は課題解決当てゲームをやっていると考えると…マーケティング部じゃない方でも、少しマーケティングという分野に興味を持てるのかもしれません。
田端さんも、アイドルの曲を楽しく聴くだけじゃなく分析してしまうあたりはもう完全に職業病ですね。ビジネスおじさん。
田端さんと話してみたい人はこちらから。12月31日入会までは初月に1VS1の面談付き。(1月以降不明)