デザインシステムのオンボーディングで活用のハードルを下げたい
こんにちは。株式会社アジケでディレクターをしているカイです。
デザインシステム自体はあるものの、「ボリュームが多くどこからはじめていいのかわからない」「使い方がイマイチわからない」「モノを渡しただけでは使いこなせない」などといった課題が出てくることもあるのではないでしょうか。
そんな時の解決策の一つとして考えられるのが「オンボーディング資料」の活用です。デザインシステムを初めて使う方へ向けて、はじめにどんなことをすればいいか?どういうふうに活用できるか?を伝えることでハードルを下げる効果が期待できます。
今回は、デザインシステムのオンボーディングの参考となりそうな事例を3つ紹介したいと思います。
Shopify - Polaris
Shopifyのデザインシステム「Polaris」では、入門編としてUIキットを活用するためのオンボーディング資料が非常に充実しています。
Figmaのプロトタイプを活用し、Figma構造や権限などの基本的な知識から、ショートカットの使い方、コンポーネントやプロトタイプの作り方などが動画で丁寧に説明されています。
プロトタイプはFigmaコミュニティに公開されているので、実務的な内容を探している方はぜひ参考にしてみてください。
Audi Design System
続いてご紹介するのはAudi Design Systemです。
こちらのデザインシステムでは「デザイナー向け入門編」と「開発者向け入門編」でわかれているところが特徴です。
デザイナー編では、ステップごとにフォントやツールのインストール方法が記載されています。
デザインを開始するまでに何をすればいいか?が読むだけで理解できるのは、初めての人にとってもオンボーディングする側にとってもうれしいポイントではないでしょうか。
Apple - Human Interface Guidelines
最後に、HIGの動画集の事例です。
デザインシステムを使用したデザイン活用法などがまとめられています。
動画自体は「オンボーディング」という観点からは少し離れてしまいますが、オンボーディング的に参考にすると、FAQを動画でまとめるといった方法も考えられそうです。
動画の詳細ページで真似したいポイントとしては、動画内で登場するデザインリソースや関連ページへのリンクが掲載されている点です。
以下の動画では、「カスタムアイコンを作成する方法」という内容で、パーツのダウンロードリンクや関連動画がリンクで掲載されています。
いかがでしたでしょうか。
デザインシステムをより有効活用していきたい方の参考になれば幸いです。
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