noteから別サイトに記事を移行する場合の元記事の設定について
現在、新たにnoteに記事を投稿した際に、過去に投稿した1記事をブロギングライフに移動する作業を行っています。
移行した元記事は、以下の3つの方法をローテーションで行いました。
1. 非公開にする。
2. タイトルと冒頭部のみ残して、「記事を移行しました」のメッセージを追加して、移行先の記事リンクを貼る。
3. 記事移行時にTwitterに告知のツイートを行って、移行元のnote記事のタイトルと冒頭部のみ残して、ツイートを埋め込む。
現在ちょうど一巡したところです。各作業1度しか行っておりませんが、1. の他サイトに移行した場合に元記事を非公開にするのはユーザーエクスペリエンスを阻害する可能性が高いので、止めることにしました。
以下に上記判断を行った理由などについて順を追って、説明いたします。
移動先ページのインデックスステータス
昨日、「noteのデフォルトSEO機能について」と言う表題の記事を、noteの記事は非公開にし、ブロギングライフBLOGに移動しました。
移動後、1日経過した本日、siteコマンドで移動先のURLを検索した所、インデックスされている結果が表示されました。
Search ConsoleのURL検査ツールを使ってテストした結果も、インデックスされた結果となっています。
ページタイトルでの検索結果
ページタイトルでGoogle 検索を行った場合、1位にnoteの記事が表示されました。記事のタイトルと同じ語句・文言(単語だけでなく短文)で検索した場合、その語句が検索頻度が非常に高くなければ、該当ページが表示されることが多いです。
1日前にページを移動し非公開となっていても、移動後、日が浅い場合は、検索結果では表示されることは一般的です。
検索結果に表示されたページをクリックした場合の表示
上に添付した検索結果表示から、noteの記事をクリックした場合、「お探しのページが見つかりません。」が表示されます。
記事を非公開にしたので、HTTP ステータス 404(ページが見つかりません)となるのは、妥当な挙動です。しかし、検索を行ったユーザーにとっては、検索結果をクリックして、「お探しのページが見つかりません。」と表示されるのは、良い体験ではありません。
ユーザーエクスペリエンスを考慮して移動元の記事を非公開にすることは止め、移動先の案内をする
移動したnoteの記事は、検索経由の訪問が多くはない(皆無に近い)と思われるため、実際にユーザーに不便さを与えることはあまりないと思いますが、やはり改善できるところはした方が良いと考えます。
非公開にした記事を編集して、移動した旨のメッセージと移動先のページへのリンクを貼りました。現在は、以下のように表示されます。
「お探しのページが見つかりません。」よりも、移動したことを伝えるメッセージとリンクがある方が、やはり見た印象は良いです。
中長期的には、記事タイトルでの検索で、移動先のページが表示されるようになると思います。
尚、元記事を非公開にして移動した先の記事が1日でインデックスされたことを紹介しておりますが、非公開ではなくメッセージとリンクを添付した場合でも、問題なくインデックスされています。現時点では、インデックスのされやすさは、非公開とリンク(nofollow付き)を貼るのでは特に大きな差が見られません。
nofollow付きでも検索クローラーがリンク先のページをクロールするようになれば、非公開よりもリンクを貼る方が、検索エンジンにページが移動したことが伝わりやすくなるため、インデックスを促進する効果などが得られる可能性はあります。
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