「最後」は突然やってくる〜保育園ロスと時間の話〜

ぱっぴぃ

2025年3月1日 10:36

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うちの子どもたちはもう小学生と中学生になりました。
保育園に通っていたのも、すでに遠い記憶になりつつあります。

「保育園ロス」 という言葉を見て、あの頃のことを思い出しました。

10年通った保育園との別れ

保育園って、最長で6年間。
赤ちゃんのときからずっと預けていると、まるで家族みたいな存在になります。

うちの場合、上の子・下の子合わせて10年近く通いました。
毎日自転車で送り迎えをして、「行ってらっしゃい」と見送る日々。
それが終わるのは、やっぱり寂しかったです。

「もうここに来ることはないんだな」 と実感すると、ぽっかり穴が空いたような気持ちになりました。

卒園式がゴールじゃない、ちょっと不思議な保育園の「最後の日」

少し面白いのは、卒園式と最終登園日が違う こと。

卒園式は3月中旬に行われて、お別れのセレモニーをします。
感動的な雰囲気の中で、「いよいよ卒園か…」としんみりするのですが…

翌日も、普通に登園するんです。

幼稚園や小学校なら、卒業式の翌日はもう通うことはありません。
でも保育園の場合、最終日は3月31日。
しかも、その日は特別なセレモニーもなく、ただの「いつも通りの一日」。
お迎えの時間もバラバラだから、「あれ、もう終わり？」 という感じで、案外あっけなく幕を閉じます。

時間が経つと、またつながることもある

小学校が同じ子もいれば、中学校で再会する子もいます。

特に中学校になると、複数の小学校から生徒が集まるので、
「えっ、〇〇ちゃん！？久しぶり！」 なんて再会も。

子どもの世界は広がりながら、どこかでまたつながっていく。
そんな光景を見ていると、なんだか感慨深くなります。

人生は「最後」の繰り返し

以前も話したことがありますが、毎日、「初めて」と「最後」を繰り返している んですよね。

でも、「初めて」は1回きり。
だからこそ、日々の生活の中で「最後」がどんどん積み重なっていく。

「ママ、公園でお砂場遊びしよ！」 なんて言われるのも、ある日を境にパタッとなくなります。
気づけば、友達と遊びに行くようになり、公園自体にも行かなくなる。

うちは、家族旅行にも変化がありました。
小さい頃は喜んでついてきたのに、気づけば 「海外？いや、行かない」 なんて言うようになって。

子どもは成長し、どんどん自分の世界を持つようになる。
それは嬉しいことだけど、やっぱり寂しくもありますよね。

「今しかない時間」を楽しむ

今は今しかありません。

もちろん、自分の成長に時間を投資することも大事 です。
人生は自分でつくるものだし、行動しなければ何も変わらない。

お金だって、物価が上がり、税金が高くなる中で、サラリーマンの給料だけでは不安な時代。
副業や投資で資産を増やすことを考えるのも、大切なことです。

でも、「今しかない時間」も確かに存在する。

5年後でもできることはあるけれど、
今の子どもと過ごす時間は、今しかない。

明日はまた違う顔を見せてくれるかもしれないし、
この瞬間は、二度と戻ってこない。

親との時間も、有限

これは子どもだけの話ではなく、親も同じです。
時間は限られていて、10年後に今と同じように旅行に行けるかはわかりません。

だからこそ、今のうちに 「やりたいこと」や「一緒に過ごす時間」を大切にする。
うちも来年、親を連れて旅行に行こうかなと考えています。

「どんな思い出を残したいか？」を考える

結局、どんな思い出を自分の人生に刻みたいか が大切だと思います。

未来の自分が振り返ったときに、
「やっておけばよかった…」と後悔するのか、
「大切な人と、いい時間を過ごせたな」と思えるのか。

もちろん、自分への投資も重要です。
でも、家族や友人との時間も、それと同じくらい価値がある。

時間は限られています。
だからこそ、どうやって使うかをしっかり考えていきたいですね。