2024 チャンピオンズカップの予想とクロフネ
2001年、チャンピオンズカップの前身のジャパンカップダートをレコードで圧勝したのがクロフネで、ダートでは日本競馬史上最強の1頭。
翌年のクラシックを占うラジオたんぱ杯3歳Sでは1番人気3着だったが、1着アグネスタキオン、2着ジャングルポケットで伝説のレースとなっている。
その後はNHKマイルカップを勝ち、ダートに路線変更したのであった。
クロフネ産駒は白毛のソダシを筆頭にママコチャ、アエロリット、カレンチャン、スリープレスナイトなどのGⅠ馬が揃っているが、牡馬で活躍したのはフサイチリシャールとテイエムジンソクくらいである。
テイエムジンソクは17年のチャンピオンズカップで1番人気で2着に入っている。クロフネの血を持つ種牡馬はフサイチリシャールがいるが、クロフネと同じレベルの馬はまだいない。
今年の出走馬にはクロフネの血を引く馬が1頭いる。ダートではクロフネ級の可能性もあるので狙ってみたい。
◎ガイアフォース 🐴
セントライト記念後は勝ち星から遠ざかっているが、天皇賞(秋)は1:56.2で5着に粘り、安田記念も2年連続で4着など、芝で頭打ちになってダートを使ったのとは違う。
初めてのダートとなったフェブラリーSで2着に入り、ポテンシャルの高さを見せ、ここでも十分に期待できる。
母ナターレは南関東の重賞を3勝。近親にはフサイチゼノン、アグネスゴールド、リミットレスビッドなどの重賞ウィナーも揃っている。
半年ぶりがどうかだが、調子はよいようだ。長岡騎手と言えば、フェブラリーSで16番人気のケイティブレイブを2着に導いたことがある。
8枠は昨年逃げたレモンポップが勝っただけで3着もないようだが、それを覆すだけのものはあると思う。
○ウィルソンテソーロ 🐴
昨年はJBCクラシックを惨敗した後の参戦で、12番人気で2着と穴をあけた。フェブラリーSはハイペースで失速したが、マイルは向いていないのだろう。
東京大賞典と帝王賞で2着など勝ちきれなかったが、前走のJBCクラシックでGⅠ制覇となった。川田騎手とのコンビでは6戦すべて重賞で(4.2.0.0)、手が合っている。
クロフネの父であるフレンチデピュティの血を持つのは、22年1着ジュンライトボルト、17年1着、19・20年2着ゴールドドリーム、16年1着サウンドトゥルーはフレンチデピュティ産駒なので買わなければならない。
▲レモンポップ 🐴
昨年はフェブラリーSとチャンピオンズカップを制して最優秀ダートホースに輝いた。
今年も海外では負けたが、さきたま杯とマイルCS南部杯を勝って、国内では6連勝中である。
前走の南部杯はペプチドナイルにぴったりマークされて0.1秒差の勝利だったが、抜かれる感じはまったくなく完勝だったと言える。
ラストランで有終の美を飾ってもらいたい。
△ペプチドナイル 🐴
今年のフェブラリーSを11番人気1着、ハイペースを先行して残ったのはこの馬だけで強い内容だった。
かしわ記念は苦手と言えそうな不良馬場で3着、前走の南部杯も外枠で距離ロスなど考えれば、レモンポップと0.1秒差の2着なら悪くない。
マイルで覚醒した感があるので、1800mになってどうかだが、速いはペースが合っている。
過去5年、キングカメハメハ産駒が2勝と相性のよいレースで、昨年も父キングマンボ系のレモンポップが勝ち、ドゥラエレーデが3着だった。
△サンライズジパング 🐴
ジャパンダートクラシックはフォーエバーヤングに放された3着だったが、前哨戦のみやこSを勝ってきた。初めてJRAのダート重賞に出走したことを考慮すれば、まだ上積みがありそうだ。
昨年のホープフルSで3着に入り、皐月賞とダービーにも駒を進めたほどだからスピードもあり、地方よりも中央の馬場が合いそうだ。
キズナ産駒は同じく3歳だったハピが3着に入っている。
【買い目】
◎16ガイアフォース
○8ウィルソンテソーロ
▲2レモンポップ
△4ペプチドナイル
△12サンライズジパング
馬連
16-2,4,8,12 100円
3連複軸1頭ながし
16-2,4,8,12 100円
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