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思い出した絶望

10代の頃、「この世界には、真実がない」と思っていた。

気持ちが浮かないまま、それでも誕生日に何かやりたくて
やってみた初のYouTube配信を終えて
来てくれた方、想いを寄せてくれた人たちへのありがたい気持ち
と感謝をもったまま
それでも気持ちは晴れず
海っぺりに歩きに行った。

そして、海を見ながら歩き続けて、突然思い出した。

「真実がない」

10代の時はずっと、多分20代の半ばまで思ってたそれが、
私の底にある絶望?
ずっと忘れていた。

人にも
言葉にも
手続きにも
仕組みにも
関係性にも

真実がない
この世界は、真実に興味がないように見えた。

10代の頃、ずっとそう感じてた。
「家族」にも
「親」にも
「言葉」にも
「学校」にも
「友達」にも
ない。
なんか偽善、なんか作りもの、なんかクリシェ

私の目には、この世界の真実は映らない
だって、みんな見えているものが違う
ハエの視界と私の視界は違うんだ
同じように話してるけど、みんな違うことを隠してる。
同じように見えるものなんて
絶対的なものなんて
本当には、この世界にはない。
「この現実」の真実には、私は一生触れられない

誰もいない夜の海
そこが安心できる場所。
一番自分の真実に近づける場所。


ずっと忘れていた、この感覚を急に今日、思い出した。
これを思い出すための、おち方だったのか?

忘れていたこれが、私の絶望の底なのかな。
「愛なし」(メンタルモデル)さんの「真実がない」絶望感が
わかった気がした。

そして、
そんな私がここまで生き延びて世界に何を見つけたのか、
それをこれから伝えていく、ということになるんだな、と予感した。
どこから語りはじめるのか、その底がまた一枚めくれた。
なんという世界からの誕生日プレゼント。



▶️ 「ギャンブル」 #椎名林檎  ってこの感覚に近い

▶️ 朝からヒロちゃんのこれを見ていたから、いろいろ思い出したんだ。きっと。


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コーチさやか
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