OTJ所感
いつもの
メカニズム
無法者
クリーチャータイプに新しい価値を付与する。ノリは歴史的とかあの辺。
既存のカードと強くシナジーすることもあるので過去のカードを掘り下げる必要性は高い。
悪事を働く
どうしても他のカードが必要になったりする。カウンターでも誘発する。
追放領域のカードは対象に取っても関係ない。
放題
基本的に1モードのみならマナコスト相応になる。モードを必ず選ばなければならないので、ストームを稼ぐための空撃ちなどは不可。
乗騎
搭乗と違って乗るのがソーサリータイミングのみ。まあインスタントで乗れたら強すぎるのもある。というか搭乗がなんでインスタントタイミングで乗れたのか。
クリーチャータイプの為、《仕組まれた疫病》などで宣言できる。
計画
予顕に似る。注釈では”ソーサリーとして”と書かれているが、ソーサリーになるわけではない。
計画はソーサリータイミングで計画し、プレイするタイミングもソーサリータイミング。計画したターン中にプレイするのは不可。
マナコストを支払らないので結構ヤバめだが、大半のクリーチャーは速攻を持たないのがミソ。
白
1WWがキツイがレガシーでもやれる性能。最近青よりカウンター上手いな。
カウンターに対して確定カウンターになる。
結局《偵察の鷹》がパウパーでも使われていないのを見るとあんまりといったところか。
《激しい叱責》としては使えない。
ほとんど《総くずれ》としての機能で使うものと思われ、フルパワーで使うのはかなり膠着した場でない限りお目にかかれないだろう。
白単になったがソーサリーになった《摩耗+損耗》。重いは重い。
何気に一番下の能力が強いのも注目ポイント。というよりこれレアじゃないんだ…。
とうとう2マナになった《法の定め》。まあ《エメリアのアルコン》が暴れまわってるのでやむなし。
最近のカードらしく2枚目も腐らないが、やけに物騒な能力をつけている。
4/5飛行絆魂モードがいい感じ。
2マナでも2/3飛行だしスピリットなので、パイオニアのアゾリウススピリットではかなり強そう。
コモンならパウパーヤバかった。とはいえ白くてなかなかいいフライヤーではあるので使い方はあるはず。
青
一点突破になるが、パウパーで結構強そう。+1/+1カウンターが載るんですね…。
こちらもパウパーだがフェアリーじゃないのが痛い。
キャスト制限はキツイが、能力が相応にかなり強い。一応相手のターンに唱えるという芸当でキャスト制限を突破できるが、ナチュラルセットが結局一番丸いという結論に達しそう。4ターン目にこれ+《対抗呪文》構えで良くない?また唱えられないだけで場に出すことは可能。
テンポを良くするカードで、単体でアドバンテージを一切得ないのはかなり重い弱点ではある。まあこれでアドバンテージまで得てたらまたヤバいんだが。
真ん中+1が0マナ呪文を計画できる利点がある。この点とルーターで《ガイアの意志》と相性がいい。
全体除去をぶっぱなす前に計画しておくことで自分だけリカバリーみたいな芸当も可能。要するに激動サイカ。自身の2枚目を計画しておくことも可能なのでかなりやらしい。
また《覆いを割く者、ナーセット》+《一日のやり直し》もカウンターを構えながら可能という、青かったらなんでも相性がいいみたいな無法の強さ。
あげく奥義が1ターン限りとはいえこの世の終わりみたいに強く、真ん中+1と組みわせるだけでマナすらもある程度緩和が可能。コピーにも制限が無いのでクリーチャーもコピーされる点も大きい。
まず騎乗しなくても強いのはダメでしょ。これでも《戦慄衆の秘儀術師》より遥かにデチューンされているのを見るとかのゾンビが如何に無法だったか見てわかる。
イゼットフェニックスのサブプラン。墓地に一切触れない性質上《弾けるドレイク》と似たような性質なのが非常にいい。
黒
モダンとレガシーは《オークの弓使い》が見張っているのでなかなかしんどそうだが、コンバット含めてかなり嫌らしい能力を持っている。
とはいえマナが伸び強制的にアドバンテージを取りに行く《敏捷なこそ泥、ラガバン》ほどではない。レガシーでも相手の墓地にカードがないことは多々ある。
パイオニアでは黒いミッドレンジではかなり強そう。
多分簡単に無限になると思うけど、普通に1マナ2/2として優秀。ちゃっかりならず者なのでローグデッキの新たな1マナ圏だったりもする。
《残酷な教示者》の上位互換はさすがに無理か。下のモードは黒単なら効率はかなりいい。
モダンの黒単貴重品室で1枚だけ入りそう。
アマリアコンボにおいて《戦列への復帰》とは回収枚数と色拘束での比較になる。最も召集が付いている《戦列への復帰》の方が勝るか。
3マナ+1マナでコンボする場合なら使われるだろう。カードとしては5マナで打っても普通に強い。
赤
能力の対象を変更できるのは初?《Fork》を考えるとコストは相応になる…のか?
パイオニアでは殴られると困るスタッツはしている。騎乗もその辺のマナクリーチャーを載せればいいし、パワー4は偉い。
ほーん、なんやこの程度かーと思って読んでいたら最後の”この手順をもう一回繰り返す”の一文に椅子から転げ落ちた。6マナ払うだけある。
まあパウパーなんだがパワーが上がらないのはキツイ。
いうまでもなくナイスカード。速攻を持たない計画の弱みをカバーできているのがグッド。パイオニアからレガシーまでのフォーマットで活躍を望める。ヴィンテージは《思案》解除以降に《死の国からの脱出》デッキが出てきたらしいのでそこでも活躍できそう。
トランプルは忘れているので航空戦力があるデッキに対しては出しづらいが、ダメージ効率そのものは《苦悶の触手》より-1点だが、マナ効率は計画であれば-4、素出しでも-2、状況が許せば計画からの本命は《苦悶の触手》でストーム稼ぐためだけに出てきた、なんて動きも可能。
なんかすごいトカゲ。さすがに無視してチェーンコンボするのは不可能。ロータスコンボなどのガチャガチャデッキがこれからの対処を求められる。
緑
パウパーの緑単で強そう。《怨恨》ですぐパワーが上がるのでこれも結構なサイズで出てきそう。
同じくパウパーで。過去にあった赤緑氷雪の《北方行》のような使い方ができる上に、マナフラット受けとしても使える。
1ターン目にマナクリーチャーが展開できなくても、生き残りさえすれば3ターン目には乗騎や機体は5マナ域まで伸ばせる。なので《貪欲な乗りもの、ギトラグ》や《領事の旗艦、スカイソブリン》まで伸びる。通常にマナクリでもあるのでグルール機体なんかで活かせそう。
砂漠シナジーを持つということは無色マナ使いでもあるので、実質エルドラージ。サイズ感はエルドラージに見劣りしない。
伝説生物なので上陸誘発にターン制限がない。他の生物に乗せられるのもうれしい。
《硬化した鱗》と《巻きつき蛇》で殴るなら《ピーマの改革派、リシュカー》の方がいいが、2倍になるロマンは捨てがたい。
金
とうとう《石鍛冶の神秘家》から除去がサーチできる時代に。しかも下手な生物を処理されたらコピーになって襲い掛かってくる。
伝説なので2体並ばないので許されるが、能力そのものはアンコモンとは思えない。
今回の下の環境最大の注目枠。昨今はターンに1回しか誘発しないとかいう、さも調整しましたー!とかいう調整したフリをしていたが、何をトチ狂ったのかドローに制限をつけなかった。まあクリーチャー限定なのでまだぶっ壊れなかったが。
まず手始めに《羽ばたき飛行機械》など0マナクリーチャーで誘発する。やっていることはコボルトストームの《垣間見る自然》である。
次に《悲嘆》などの想起で誘発する。まあ諸兄もお察しだが、やってることは《豆の木をのぼれ》である。しかも《まだ死んでいない》で帰ってきたときにも誘発する。そろそろ冷や汗が止まらないだろうが、青と黒カウントの伝説なのでピッチコストに使えるのも忘れてはならない。
後は掘り下げだが、《謎めいた外套》の偽装、《集合する中隊》《霊気の薬瓶》などでも誘発するし、単純にリアニメイトでも誘発する。
ここまで書いててこれでぶっ壊れてない判定はちょっと首をかしげるが、《豆の木をのぼれ》よりはマシ。
控えめだが、自身が殴らなくても誘発するので乗騎や機体でもいいのはグッド。下の能力も詰めに使える。悪くない。
まあ5マナ域でやることかと言われたらそうなんだが、レガシーのグルールストンピィなら《月の大魔術師》を撃墜するのにまだ使えそうな気がする。マナが増えるのもいい。一応攻撃時にも出るので機会は多め。
《機械の母、エリシュ・ノーン》が場にいれば隕石が2個降ってきて2点が4回誘発するちょっと笑える挙動になる。
お前どんどんホラー感なくなってきたな。
単純にスタッツだけでOK。乗るのも仕事を終えたマナクリでもくれてやればいい。
《ファイレクシアの供犠台》+《見捨てられた鉱夫》+これで無限ダメージ。なんか知らないけどこれも無限に誘発するのが悪い。
無
一瞬《稲妻のすね当て》のチューン版かぁと思ったが、よくよく考えたら《ウルザの物語》で持ってこられる唯一の速攻付与装備品。マナさえあればそのサーチターンに出したトークンも殴りに行けるようになるのでかなり良いもの。
アーティファクトカウントが2個増える。自身は取るに足らない装備品なので煮るなり焼くなり。
土地
基本土地タイプがないのでワールドゴージャーコンボには絡ませにくい。
パウパーでは新規開拓が何がありそう。砂漠なのに無色が出ない点はちょっと残念(エルドラージ並感)。
アンタップインする諜報ランド。パウパーではマナに余裕があるデッキは使いそう。
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