あぁ、赤面の母
〜私の実家で、私達家族が父と同居を始めてからはや18年。町内は、回覧板を回す20世帯程を一括りに幾つかの組に分かれている。私が住む組は丸山5組!当時を思い出しながら、懐かしい思い出を綴っていこうと思います〜
あぁ、赤面の母
娘が小4、息子が小2の頃、福岡県柳川市へ遊びに行った。水郷柳川の「川下り」を楽しみにしていた。
子ども達は、堀割に浮かぶどんこ船を見て興奮。
私達が1番乗りだったようでチケット売り場のおばちゃんは「人数が揃うまで待っててね〜」という。ある程度、定員に達したら出発するらしい。
あっちを見たり
こっちを見たり
中々人は集まらない
あっちへふらふら
こっちへふらふら
大分人も集まってきた
まだかなあ
流石に待ちくたびれたなあ
私は、「そろそろお母さん、あのおばちゃんに文句言って来ようかなあ」
と、呟いた
すると小2の息子がきっと私を見るや
「お母さん、あのおばちゃんのおかげで船にのれるんやろ。かんしゃせんな」
おおおおおおっ
小2の息子よ
君は、、、仏様か⁈
「あぁ、、ごめん」と赤面する母であった。
丸山5組でおばちゃんに囲まれて暮らす子ども達
優しくされると優しくなるのか
あぁ、赤面の母である
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