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3/10(日)604800、自殺未遂、オシャレ、そして



一週間604800秒

1秒が長かった。

復帰して一週間経った。

1秒たりとて彼女が頭から離れなかった。

職場への怖さの裏返しでオシャレに力を入れた。私を守る『鎧』だった。


とりあえず生きてます。


生きるのが困難になるほど内面を切り刻まれ、自殺未遂なんて馬鹿なことをしつつもなんとか生きています。

死ぬことを考えない日はない。

だがなんとか生きてます。


なんでこうなったか。

職場恋愛の彼女と別れてから、間もなく彼女が職場の上司Aと関係を持ち、Aが私に理解し難いアプローチをしてきたこと。Aからのアプローチは彼女の存在をほのめかすようなもので、まるで彼女との関係を自慢するようなものだった。

恋愛はプライベートと割り切っていたが職場を巻き込む事態になったことにより、私は気持ち的に受け止めきれなくなり心身疲弊した。


身体への変化


体重が7キロ減った。

食欲もなく、夜も寝られない日々が続いた。

自分とは無関係の世界と思っていた痛みは、いきなりやってきて身体に変化をもたらした。

そうか、これが『心の病み』か。

なんと辛いものか。

死にたい?心の弱さ?何も感じない?

どんな言葉をもってしても筆舌しがたい苦痛だった。

自分が経験して、初めて他人の痛みが分かった。心の弱さがあると思ってた人たちはこんな地獄の中で笑っていたのか。なんと逞しい『強さ』を持っていたのだろう。

そして私は人に恵まれていた。職場で何人も心配して声をかけてくれた。


医師からは『一過性』と言われたが、その一過性が辛いのだ。


復帰してから

以前のように働ける…はずもなく、

生きがいだった仕事の居場所は無くなっていた。奪われ壊され排除された。

やりがいも無くなり、なんのために働いているのか、なんのために生きているのか、空虚な日々の積み重ね。

職場のベンチに座り、電線の間から見える雲に憧れを抱く日々。

彼女、A、作業所が恨みを超えた殺意になりその感情に怯える。怖い。ひたすら怖い。

会う会わないの問題ではなく、職場にいるだけで潰されそうな圧に怯え耐える。


自殺未遂


一人で家にいると死ぬことしか考えられなかった。

ドアノブでも首を吊れることを知り、興味本位で何も考えずにやってしまったところほんとに死にかけた。

何をしているんだろうか。

とにかく知り合いに電話したらこっぴどく怒られた。家に居てはダメだ。ここから落ち着くまでは外で過ごすようにしていた。

『自殺未遂』と言われ、初めてこの行為が自殺をはかろうとしていたと認識した。

ドラマみたいに苦しみから逃げるような感覚でするのかと思ったけど、私の場合は興味本位と思考停止でしてしまった。

誰からも必要とされない孤立は私に『考える』ことをやめさせ、無痛の痛みとなって心を蝕んでいた。

寝ること、食事をすることができていなかった。今はリズムも戻ってきてるが波がある。


A


Aの行動は誰から見ても理解に苦しんだ。結果Aと絶縁になった。変な人と思っていたが尊敬の念もあった。

この尊敬を捨てる日、絶縁のラインを送った瞬間、声をあげて泣いた。

そのためAは犬畜生以下の存在と思い、人ではないと認識してる。この世の中でこれほど殺意を抱かせる人間は初めてだった。


彼女には、


私のような人を二度と生み出してほしくない。

自分の選択がどれほど人を傷つけるかを客観的に考えてほしい。

全員の願いは同時に叶わない。

私が心の整理ができればいいのだが、時間が解決すると言っても、日々顔を合わせ、職場への怖さは常にある。


辞めたくないが、なんでここまで怯えながら働かないといけないんだろうと自問自答してしまう。

夏までもつかな。


ここまで書いた。

彼女からラインが来て、気持ちを整理するために喫茶店に行ったら彼女がいた。

話した。やっぱり恨めない。

充実する彼女を見るのが辛くていなくなればいいと思っていたのに、やっぱり話すとこの人だけは恨めない。

悔しい。なんで自分がこうなったんだと言いたくなる。私だけの問題なんだが悔しい。


ほんとに悔しい。

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