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株式会社ゼネラルパートナーズ様にご協力いただき、「グラマ」のワークショップのテストプレイを実施しました。

こんにちは!ビーラインドプロジェクトです。私たちは、社会に「#見ても見なくても見えなくても楽しめる」ものを増やすべく活動している大学生団体です。
今回の記事では、2023年3月27日に株式会社ゼネラルパートナーズ様(https://www.generalpartners.co.jp/)のご協力を得て行った、現在構想中のワークショップのテストプレイに関してご紹介いたします。


グラマとは?

まず、私たちが開発したボードゲーム「グラマ」についてご紹介いたします。ボードゲーム「グラマ」は、「#見ても見なくても見えなくても楽しめる」ボードゲームとなっています。日頃あまり意識することのない「重さの感覚」と参加者同士の「コミュニケーション」、そして「想像力」を使って遊ぶゲームとなっています。
「グラマ」は4人1組で遊び、全員で「成功」を目指す協力型のゲームとなっています。それぞれ違う重さの巾着袋を配られた4人のプレイヤーが、手持ちの巾着袋の重さを「あるルール」に沿って互いに伝えあいながら、巾着袋の中の重りの数を調整し、全員の巾着袋の重さが同じになるように調整していきます。最終的に、全員の巾着袋を「天秤」に載せ、「せーのっ!」の掛け声で一斉に天秤から手を離し、天秤が釣り合えば見事成功!巾着袋の重さがばらばらになっており、「ガシャーン!」と天秤が崩れてしまえば失敗です。
ボードゲーム「グラマ」のルールについて、詳しくはこちらの動画をご覧ください。

グラマ紹介動画 字幕付き - YouTube


今回のテストプレイ実施の背景

当日のワークショップの様子。15名程度の方々に参加いただき、3つのテーブルでグラマを行いました。

現在、私たちは「グラマ」を使った団体様向けのワークショップを構想しています。今回は、そのワークショップの内容の検証と改善のため、株式会社ゼネラルパートナーズ様にご協力を頂き、テストプレイを行わせて頂きました。
今回で3回目のテストプレイとなった「グラマ」を使ったワークショップですが(前回のワークショップ内容のご紹介記事はこちら:https://note.com/blinedproject/n/n0572b907f1f7)、今回のワークショップでは前回までの反省を生かし更なる改善を内容に盛り込んで臨みました。
特に、今回は「グラマ」の体験を最大限に楽しんで頂くことに加えて、各プレイの合間に様々な(振り返りなどの)「小ワーク」を盛り込むことで参加者の皆さまの対話や学びの促進を目指しました。
様々な仮説をもって内容を組み立てていたものの、私たちとしては初めての試み。緊張しながら、当日のワークショップに臨みました。


当日のワークショップの様子

当日のワークショップは、まず初めにグラマのルール説明を兼ねて基本的なルールでゲームをプレイしてもらった後、今回のワークショップ用に準備した様々な「テーマ」や「小ワーク」を使ってグラマを楽しんでもらうという流れで進めました。

当日のワークショップ内で、参加者の皆さんが巾着袋の重さを比べている様子。

今回のワークショップで検証した内容について、印象に残った場面をご紹介いたします。 グラマを、「正面の人の家にあるものの重さ」というテーマでプレイした時の話です。
私たちは今までの体験会でも、このような「他のプレイヤーの家にあるもので自分の巾着袋の重さを表現する」テーマを使って、「他の人の家にあるものを想像したり聞き出したりすることで生まれる対話」の場を設計してきました。
しかし、中々「お互いの家」にあるものを想像するということは難しいもので、誰の家にでもあるような「コップの重さ」「箸の重さ」などで重さを表現してしまうことが多くありました。ゲームとしては成り立つのですが、私たちはもっと「お互いの暮らしを想像する」ような対話の場を生み出したいと考えていました。
そこで、今回のワークショップではこの「正面の人の家にあるものの重さ」に一工夫加えました。それは、事前の小ワークと、事後の小ワークを導入したことです。事前のワークでは、まずゲームを円滑に進行するための情報共有として「自分の家にあるもの」を一人1分弱程度でお話して頂きました。事後のワークでは、「グラマのプレイの中で発見した、お互いの家にある『意外なもの』」を共有して頂きました。
事前のワークの中では、お互いの家に、例えば「ぬいぐるみがたくさんあること」や「MDがたくさんあること」などを共有していらっしゃる様子を見ることができ、自分たちの狙いがある程度達成されていたことを確認でき嬉しく思いました。
一方で事後のワークの中では、「『意外なもの』を共有してもらう」という問いが少し答えづらいものになってしまったこともあってか、中々返答に困らせてしまった方もいらっしゃった印象でした。次回までの改善点も、同時に見つかったテーマとなりました。


当日のワークショップの様子。参加者の皆さんが、「せーのっ」という声かけに合わせてグラマの天秤から手を離す様子。

全体として、様々な新しい内容を実施させて頂く中で、うまくいった箇所もうまくいかなかった箇所も見つかり、今後のワークショップの実現に向けてとても充実した機会になりました!
内容や会場など、柔軟にご協力くださった株式会社ゼネラルパートナーズ様に感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました!

ワークショップの今後の展開について

今回は、株式会社ゼネラルパートナーズ様にご協力いただき、ワークショップのテストプレイを実施いたしました。今回検証した内容を生かし、さらなる内容の改善に取り組んでいきます!
ワークショップを実施させて頂ける団体様を引き続き募集しておりますので、本記事を読んでご興味を持ってくださった方は以下のメールアドレスまでご連絡下さい!
ビーラインドプロジェクトのメールアドレス:
bliendproject@gmail.com

最後に

今回の記事を読んで頂きありがとうございました!
本記事を通して、ビーラインドプロジェクトの活動にご興味を持っていただけますととても嬉しいです!
記事の内容は以上になります!最後までお読み頂き、ありがとうございました!
次回の記事もお楽しみに!

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