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『チャターベイト』における検証と考察①

無類のチャター狂笑
今日も巻きまくる。

今日も八郎潟は水温低下と激しい濁りがあり、途中水門が開くまでは淀んだ沼のような雰囲気を醸し出していた。

さて、今日、チャター好きが独断と偏見でお届けするのは
『チャターベイト』における検証と考察①である。

チャターベイトを解説しているサイト、ブログ、動画等、たくさんの情報がネット上には溢れている。今回お話しさせていただく内容はそれを踏まえた上で、自分のチャターに対する考えを述べたものになります。かなり偏った内容にはなりますので、ご了承いただきたい。あまり深く考えず、参考程度に一意見として読んでもらえたら幸いです。

チャターの個性

現在、販売されているチャターにはそれぞれ個性や特徴があるが、チャターを構成するパーツの違いによるところが大きい。
というかそれが全て。

振れ幅やピッチ速度はブレードおよびその周辺に大きく左右される。俗に波動、振動という言われ方もするチャターの大きな特徴とされているアクションの発生源である。

ブレードの水を受ける面積が大きいと、一般的に水を押す波動は大きくなる。よって、ブレードが大きくなると、波動は強く大きいものになる。その代わり、振れ幅が大きくなるので、ピッチ速度は下がり、直進性の安定度は低下する。
もちろんブレードが小さくなると、効果はその反対となる。
また、ブレードとラバージグの結合部分によっても動きやアクションが変わる。アイの位置や大きさ、結合の種類によって、ブレードの自由度が変わることも覚えておいて欲しい。
 
ここでチャターを構成するパーツとして、ラバージグについてもお話ししておこう。

自分がブレードと同じくらい重要視しているパーツ、それがラバージグの部分。チャターと言えば、ブレードが取り上げられがちである。しかし、アクションを左右するファクターとしてラバージグは外せない。

チャターのラバージグは、形状が各社毎にそれぞれ異なっている。直進性を増す先が尖っている形状のもの。浮き上がりやすい先が上向きな形状のもの。抵抗を感じやすい幅広な形状のもの。水底で立つ形状のもの。
いずれの形状も特徴があるが、一番使い勝手が良いと最終的に感じたのは、中間的な立ち位置で有名なラウンドヘッドのような形状である。

その理由として、チャターは構成するパーツが多く、フックも剥き出しのため根掛かりにとても弱い。カバーを攻めてもアーキーヘッドなどのヘッド形状によるすり抜け効果は低く、ブレードが根掛かるため、あまり期待できない。

また、ブレードが水の抵抗を発生させるため、フットボールヘッドなどのヘッド形状では抵抗が増し、直進性が減少するほか、スピードコントロールがしづらいと感じることがあった。そして、あまりフットボールヘッド形状のチャターが無いのは着底させて使うことをあまり想定していないことと、あくまで巻いて使うという形態のため、メリットが少ないのだと感じる。

以上からラウンドヘッドみたいなものがチャターでは使いやすいと感じている。

ここで自分が自作チャターや既存のチャターでブレードを交換したり、ラバージグ部分を替えてみたりした結果を加味すると、

チャターのアクションは8割方、ブレードと結合部とラバージグのヘッド形状で決まる。
更にブレードが最も重要なパーツであり、結合部やラバージグは補正的な役割となる。
好きなチャターのアクションが見つかったなら、そのブレードを複製すれば似たアクションを再現することは可能。ただし、完全に同じとまではいかない。ある程度その他のパーツで補正されることが必要となるのである。

ちなみにブレードを自作する場合、水を受ける面が大きなブレードで厚さは薄くしたものが強い波動と強い振動を有するものとなるが、耐衝撃性がとても弱いものになる。このバランスが最も大変なところ。

今回はチャターのアクション発生源についてお話ししてみました。まだまだチャターについて検証、研究したことがありますので、追って報告いたします。

では。

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