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チャターの竿

今年、念願の長竿デビューを果たして、ある程度釣果も出せてきたところで、使用感等をここに残そうと思います。

まず、20ゾディアス176Mを購入した経緯について。
ゾディアスのこの番手、実は取り上げられることが少ない。バスロッドにしては長く、少し柔らかいので使い勝手という意味ではそこまで汎用性は高くないことが理由として挙げられる。
これまでメインで使用してきたロッドは6フィート5インチ。1フィートも長い今回のロッド。実は自分がシングルハンドキャストできる限界の長さである。
遠投する際以外は片手でルアーを投げているわけだが、これがまた非常に投げ易かった。

この長さ故、重さとしなりを腕で感じながらキャストする形になる。すると、あまり竿を振らずとも自然にしなりを利用して、今までより力みなくルアーを飛ばすことができるようになった。このためにコントロールに意識を持っていくことが可能となり、より精度良くキャスティングできるように結果的になったのである。

また、Mという柔らかさは巻きの釣りにとても役立った。主にチャターを使用して大きめのバスを釣ったが、とても快適にチャターをコントロールする事ができた。今までより操作性が良くなり、カバー際を積極的に攻められるようになったことが釣果アップに繋がった。

と、ゾディアス176Mは今の自分にとっては素晴らしい竿で、おそらくこれからのメインロッドになるだろう。そして、ゾディアスの素晴らしさを体感し、今後はゾディアスでバス釣りは十分なのではないかとさえ思う。

これまでショートロッドやミドルロッドでキャストを磨いてきたことが、このロッドを使いこなせている一番の理由だ。手返しこそ敵わないが、今の所、それ以外に劣るポイントはない。
だから、バス釣り初心者には絶対にお勧めしない。キャストの基礎ができていないと扱えないと思う。

自分のチャター専用ロッドとして20ゾディアス176Mはとても使いやすい竿である。
これから更に使いこなしていろんなルアーに対応できるように腕を磨いていくのが、自分のスタイル。プロみたいにたくさんのロッドは買えないからね。

しかし、ここまでの釣果は予想していなかった。アベレージで30後半。上出来過ぎる。

買って良かった。

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