マスク生活も1年。人間慣れることも慣れないこともある。
マスク生活が始まって約1年が経ちました。
人間は慣れる生き物だと言うけれど、本当ですね。
家を出るときにはマスクをするのが当たり前。
ご飯を食べたらすぐにマスクを着用し直すのも当たり前。
電車でマスクをしていない人がいると目立ってしまうほど、
マスクは日本人の生活にすっかり馴染んでいます。
マスク不足に日本中が不安だった時期はもう、今は昔。
こんなにもみんながマスク生活になる前は
黒いマスクをしている若者を見て驚いていましたが、
今となってはとても自然な光景です。
そんな中、ちょっぴり恥ずかしい出来事が起きました。
ホコリを払おうとマスクをしたまま「フッ」とした
本当にどうでも良い小さな出来事です。
とある日の昼下がり。
おしゃれカフェでパソコンを開いて仕事をしていました。
店内にはJAZZが流れ、ドリンクはちょっぴり優雅にハーブティーをチョイス。
おしゃれな雰囲気に気分は上々です。
油断すると鼻歌を歌ってしまいそうなくらい上機嫌な私の前に、
一匹の小さな虫が現れました。
コップに止まり、中に入りそうだったので、思わずフッと息を吹きかけました。
の、はずでした。
ですが小さな虫はびくともしません。
当然です。マスクをしたままなのですから。
これでこの小さな虫を息で飛ばせるようなら、マスクの意味はまるでありません。
なんとなくバリキャリ風にデキる系女子っぽい雰囲気に浸っていたばっかりに、
なぜだかものすごく恥ずかしいと感じてしまいました。
誰も見ていないんですけどね。
こんなにもマスクとともに生きているのに、未だにこんなミスをしてしまうのかと、自分で少し感心してしまいました。
マスク生活がはじまってこんなに経つのにまだまだ慣れないことはたくさんある
人間は慣れる生き物だと言いますが、一方で慣れないこともありますね。
でもこんなことって意外とやっていますよね。
マスクをしたまま食べ物を食べようとしたり、飲み物を飲もうとしたり、
マスクをしたまま携帯の画面をきれいにしようと息を吹きかけようとしたり、
家に帰ってもしばらくマスクをしたままで、お風呂に入ろうとしてやっと気づいたり。
「慣れ」の問題ではなくただの凡ミスだと言われればそれまでですが、
それでもなんだかそんなことに思いを馳せてしまったのです。
「慣れる」ことは人間の生き物としての性かもしれませんが、
こんな「慣れない」こともまた人間味があっていいですよね。
今後もまだまだ続きそうなマスク生活です。
「慣れる」も「慣れない」も楽しみながら、ニューノーマルな時代を過ごしてみようと思います。