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Photo by
manikawa
彼と付き合って1年
11月も後半、彼と付き合って1年を迎えた。
特別な事は何も変わらない。
恋が愛に変わっていったり。
互いに支え合ったり、高め合ったり。
甘えたり、甘えられたり。
一年記念のその日、珍しくお互い用事がなかった。
付き合いが始まった1年前と同じ場所へ行こう、となった。
去年は彼は仕事後、迎えにきてくれて出かけたが、今年はお互いお休み。
朝は少々ダラけ、昨日の飲み会でゲットしたおにぎりと唐揚げを食べた。
そして、彼が珍しく「運転したくない」(次の日遠出の用があったらしい)と言うので私の車でお出かけをした。
彼は知らないが、私は行ったことがある喫茶店に入った。
店内は程よい明るさでクリスマスモードになっていて、デート感が出ていた。
互いにオムライスセットを食べた。
デザート付きにしたが、中々デザートが来ず(食後約30分ほど待った)彼がベルを押して店員さんにそれを伝えた。
伝えたら数分で運んで来てくれたので、多分デザート提供を忘れられていた。そんなことも笑えた。
温泉に行った。
去年と同じ席でご飯を食べた。
去年の事を思い出す。
去年の帰り際、車内で告白してくれたなあ。
今年は、彼の家にそのまま帰り、一緒に寝た。
一年経ったからといって何が変わったとかは無い。
一年だからといって派手に祝ってもいない。でも、それでいいのだ。
初めて人と一年付き合っているということは、今の彼は相当相性がよいのだろう。
一年が過ぎ、寝る前に彼が言ってくれた。
「職場で君のことを聞かれて話すとき、嬉しい気持ちで話す自分がいる。きっと、君といると楽しいってことなんだろうな。」
嬉しかったな。
彼との時間が日常となった今、日常が続く、ということが幸せだ。
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