仮説

どこか心惹かれる彫刻があり、

解説だったら詳しい人がたくさん書かれているから・・・


と1カ月くらい書こうとして保留にしている彫刻の写真がありました。


2006年にアテネ国立考古学博物館で見学した彫刻の写真です。


画像1


なぜ心惹かれるか、自分なりに仮説を立てました。

①ピカソなどの現代美術の要素に、古代ギリシアやエジプト美術の影響があるのでは?
②眉、目、鼻、微笑みが仏像に似ているように感じる

彫刻の下にあった解説によると、紀元前5世紀、ボエティア県で発掘。クロークス像(男性の頭部)

アルカイック期→古典期→ヘレニズム期の流れでは、アルカイック期の彫刻にあたります。アルカイック期は、エジプトやメソポタミア文明の影響を受けています。

実際どうなんでしょう?

①については、ピカソ プリミティフ展(Picasso Primitif)という展示がフランスであっているので、そうかもと思ったのですが、


※Primitifはオセアニア、アフリカなどの美術を指し、両者ともに、アフリカ彫刻の要素がある、とすると古代ギリシア彫刻に直接的を受けたものではないかもしれません。


②については、ヘレニズム文化がインド中国に伝り、仏教伝来とともに日本に伝わったとwebサイトにはあるのですが、文献などを持っているわけでなく、よくわかりません。


文献で確認を取りたいというのは、職業柄だとは思うのですけどね。

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