赤ずきんの万華鏡 001 雨だれのしずく
ポトリ
一粒
天から降り注ぐ
雨粒たち
最初の一粒とは
「 雨だれのしずく 」
今度は ポトリ
一枚 白い? 花びら?
ウロコ 鱗が
空から 降ってきた。
空を見上げても いつもの空だのに。
顔を上げて 空(くう) を 見る。
……。
「 雨だれのしずく……。 」
赤ずきんの万華鏡 の 一部 より。
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**真鍮のハンドルを回してそのドアを開けると 部屋の真ん中に小さな木製のテーブルと椅子が....。椅子の上には小さな黒猫が丸くなって 眠っているようです。
テーブルの上には透明のガラスの花瓶に水色の花とその傍に一冊の本。
扉を開けたあなたの気配を感じ取り猫が目覚めました。
とくに驚いた様子もなく大きく伸びをすると、椅子からジャンプして窓際の方へ移動しました。 まるでどうぞお座りなさいと言わんばかりに。
本を手に取りゆっくりとページを捲っていくと......。**
非日常?広がるイマジネーション・メリーゴーランドに乗った少女 。 ぷわんと浮かんだ雲と青い空の世界。それともぷくぷく人魚と深い海.... …
ご覧になって下さりありがとうございます。今後とも どうぞよろしくお願いいたします。