術後の様子(8月)

【8月2日】
 放射線治療10回目。
 極僅かに右胸が赤味を帯び始める。
 かなりうっすらと色付いている状態で、
 左とよく見比べないとわからないくらい。

【8月9日】
 放射線治療15回目。
 身体の周りをグルーンと動く
 大きな機械に約20㎝四方の銀板が
 ついていて、そこから放射線が
 放出されるので、銀板の形がわかる程度に
 何となく四角く赤味を感じる。
 縫い傷周りが若干乾燥で粉をふいて
 いたので、先生に伝えて保湿剤を
 処方してもらう。

【8月19日】
 放射線治療20回目。
 10回目を過ぎた辺りから副作用が色々と
 出始めると聞いていたけれど、
 思っていたよりも軽い状態。
 先生にも「あまり出てないですね」
 と言われる。
 ここまで回数を経てくると、もう少し
 赤味や副作用が強く出てしまう人が
 多いようなので、本当に個人差が
 あるのだなと実感。
 ただ、残り5回の間に副作用が強くなったり、
 治療が終わってから強くなったりも
 するらしいので、まだ油断禁物。
 
 帰宅してから、改めて最初に渡された
 体調管理ノートをパラパラッとめくっていたら
 最後のページに「放射線治療後に」という
 注意書きを見つける。
 香辛料や酸味の強い食事は避けるようにと
 書いてあり、これは既に気を付けた方が
 いいのでは?と思い翌日確認してみることに。

【8月20日】
 この日は治療だけで先生の診察はないので、
 食事に関する注意書きについて
 看護師さんに確認。
 やっぱり治療後と言わず今から
 香辛料や酸味の強いもの(皮膚の炎症状態に
 影響)は避けた方がいいらしい。
 あと、生もの(免疫がさがっているため)と
 わさび(そう言えば香辛料なのか(T_T))も。
 でも、放射線治療始まってからも
 そのことを知らずに食べてて、
 それでも副作用軽めの状態で来れてるから、
 きっと少しくらい大丈夫(笑)

【8月22日】
 放射線治療23回目。
 ちょっとだけ放射線が当たってる部分に
 かゆみを感じるけれど、処方された
 保湿剤を塗れば大丈夫。
 
 この日は改めて時間が設けられ、
 数日前に聞いた「放射線治療後に」の
 ページについて詳細な説明を受ける。
 
 ・放射線治療後~2週間くらいまでで
  赤味やかゆみ、痛みが一部悪化する
  可能性あり。
  (治療後も3ヶ月くらいは放射線治療の
   効果が続いているから)
 ・2週間~1か月半くらいで、各症状が
  落ち着き、皮膚の色は少し濃くなる。
 ・1か月半~3ヶ月で、皮膚色も戻る
 
 平均的には上記経過をたどるけれど、
 個人差が大きいので実際はもっと
 数か月~年単位かかる人もいるとのこと。

 他に今後気を付けることとして
 先日聞いた食事に関することに加え

 ・保湿剤(原則、病院から処方されたもの)を
  毎日塗布する。 
  放射線により汗腺がダメージを受けていて、
  汗をかきにくく乾燥しやすくなるため。
 ・今後3ヶ月間は公衆の温泉、サウナ、
  プールなどは控える。
  3ヶ月経った後も、強酸性・強アルカリ性の
  温泉は生涯入っちゃダメ。
  温泉に行くなら、各温泉の㏗値を要確認。
  治ったと思っていた症状が、いつになっても
  ぶり返す可能性あり。
 ・飲酒も3ヶ月間我慢。
 ・放射線肺臓炎に注意。
  肺を僅かにかすめた放射線が影響して
  治療が必要になる可能性あり。
  今後1年間は風邪などにかからないよう
  十分に予防する。
  もし空咳が続く場合は病院に要連絡。

【8月26日】
 放射線治療25回目!
 これで最後!終わり!!
 やったーヾ(≧▽≦)ノ
 25回当ててきた結果、私はかなり症状の
 出方が軽めらしく、少しの赤味と
 僅かな乾燥・かゆみだけで済む。
 ここから悪化する可能性がゼロでは
 ないけれど、ひとまず軽めの状態で
 終われて一安心。

 お医者さんに確認してなくて勝手に
 思ってることだけど、今は夏で
 湿気が多く乾燥知らずで、
 汗をかいて帰ってきたらすぐに
 シャワーを浴びるようにしてたし、
 シャワーの温度もぬるめにしてたので、
 皮膚への刺激が少なくて良かったのかも。

 次回は1か月後に放射線科で診察予定。
 それ以降は状況に合わせて、半年・
 1年に1回などの頻度で経過観察。

【8月27日】
 乳腺科で診察。
 診察前に採血をしたので、その結果も
 見ながら。
 ずっと続いている微熱の原因が
 何かわかるかと思ったけど、
 どの項目も正常値とのことでわからず。
 正常値か…、いやすごくいいことなんだけど、
 微熱の原因がわからないのは困るな。
 37℃超えの時が多くてだるさはあるので
 なんとかしたいけど、微熱の件は
 もう少し様子見。

 別で、リュープリンという注射について
 説明があり。
 抗がん剤はやらなくてよくなったけれど、
 ホルモン剤と併用してリュープリンを
 今後5年間に渡って打つことで
 更に再発リスクを下げられるらしい。
 最初は1か月に1回、次は3ヶ月に1回、
 そのうち半年に1回と打つ間隔が変動。
 リュープリンを打ってる間は生理が
 止まる(多分打ち始めて最初の1回は
 生理がくる)。
 5年の間に閉経している可能性があり、
 その場合はリュープリンが終わってから
 閉経後用のホルモン剤に種類を変更。
 閉経していなければまた生理が
 再開するので、今のホルモン剤を継続。
 注射は皮下注射で、脂肪が多いところの方が
 痛みを弱めに感じるらしく、お腹か
 二の腕どっちがいいか聞かれる。
 二の腕出しやすいし、お肉もいっぱい
 ついてる(笑)ので、今回はいわゆる振袖と
 言われる部分に注射。
 時間をかけてゆっくり注射してくれた
 おかげで、痛みはさほど感じず終了。
 もらった冊子によると、前回と同じ部位に
 打てないようなので、次回はお腹か
 右腕か…

 とりあえず、手術前に受けた婦人科の
 検査で問題がなかったので、明日から
 ホルモン剤再開。
 乳腺科の診察も次回は約1か月後。
 それ以降は状況に合わせて、半年・
 1年に1回などの頻度で経過観察。

【最後に】
今後は経過観察となっていくので、
長々と綴ってきたブログも今回の記事で
終了です(^-^)
最後まで読んでくださり、ありがとう
ございました。
皆様のご健康を心より願っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?