自粛期間中。やれる最大限を振り絞ってhideさんのカヴァーをやりました。
自分達が、今やれる最大限の熱量と尊敬を込めて。
5月2日。大好きなhideさんの命日でした。
僕たちのやってる2人組のバンド、DapDaNでも何かこの道に導いてくれた感謝と、今でもなお際限なく増幅し続ける尊敬を込めて何かカヴァー曲をやりたいね、と話していたのは約2週間前程のおはなし。
昨年のライブ、そしてスタジオでは「ピンクスパイダー」「Dought」「GOOD-BYE」「MISERY」をプレイした事もあり、話し合った結果、ピンクスパイダーをやろう!と確定しました。
もちろんこの状況下、最終アレンジの打ち合わせはオンライン、レコーディングは個々の部屋で行われました。
当初、ドラムのデータを受け取った時にはね。
サクッと部屋でレコーディングしてアップしようと思っていたんだけど、
制作途中から「これじゃ全然ダメだ!もっともっと僕らのリスペクトが伝わるよう最大限尽くさなきゃだめだ!!」と思い、想定の数百倍以上の時間をかけて、数日間で何度も何度も録音、撮影した音源データ、映像データをまとめ上げていきました。
その作業をしている中でも、何度もhideさんが残していた言葉が頭の中を駆け巡った。
「何もしなきゃ昨日と同じ明日しか来ないよ」
「好きなことを続けるには苦労もあるでしょうが、それを苦と思わないのが夢の夢たる所以だと僕は思います」
「同じように聞こえるかもしれないけど、500回目に歌った歌よりも700回目に歌ったほうが絶対にいいんだよ。ちょっとでもよくなるんだったら、僕は700回でも800回でも歌い直す」
リアルタイムで見ていた頃はテレビやCDの向こう側の雲の上の存在の方なのに、でも凄く近くにいる気が勝手にしていた。
音楽活動を始めてからも。僭越ながら、hideさんが見ててくれているのかな? と思ってしまう不思議な経験が、何度もありました。
絶対に、一つも妥協しちゃいけないと思って、最大限やれる事を尽くしました。
本当に、改めて凄く大切な事を思い出させてくれて、感じさせてくれた。そんな5月2日でした。
今までも、これからも大好きです。ありがとうございます。
R.I.P
xxx
Yui Honda
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?