私、22歳の誕生日おめでとう。

22歳。
7月17日、志賀暁子、改め、中身の人の誕生日。
22歳ってなんか微妙って思うのはなんでだろう。数字のせいかな。なんかかっこよくない気がする。

でも、言ってしまえば、大学生最後の誕生日だ。
私の成績でいくと絶対に卒業出来ないわけがないから(所謂「卒業見込み」の扱いであるが)多分、絶対、私にとって大学最後。

今年の誕生日は実家に帰って、6年ぶりにお祝いしてもらおうと思っていたら、なんか全然違う展開になってしまった。
彼氏さんが東京に帰って来てくれるって言ったから。
試験前だって聞いてたし、帰って来なくてもいいしな～とか、別日にお祝いしてくれないかな、当日メッセージくらいは欲しいなとか、そんなことを考えていたのに、来てくれることが分かって、びっくりして。

彼氏さんの家、家族はあんまり誕生日をしっかり祝わないうちで、ケーキがあったら食べる、くらいのものだったらしい。その話を知っていたから、彼女の誕生日とか言ってもなあ…と思っていたし、まあ、別に気にせずにいようかなあと思っていた。
そしたら、わざわざ帰ってくるって言ってくれたからびっくりして、確認に走った。結果、今日の午後、彼氏さんは帰ってくる。で、二人でディナーに行く。食べ飲み放題。私チョイスのお店。

思えば、コロナ禍の学生生活も、生まれてからも、高校時代も、ずっと誰かに祝われていた。一番は家族に、二番目は高校の人たちとか友達。あとは後輩とか、先輩とか、学校の人たち。知り合いのお兄さんお姉さん。去年、今年は志賀ちゃんとしてもTwitterでお祝いしてもらった。
恋人と誕生日を過ごすのは何気に初めてだ。お祝いはしてもらったけど、当日一緒は初めて。

なんだか不思議な事になった誕生日を思いながら、今更ながら今まで過ごしてきた誕生日を思いだす。

我が家はがっつり祝う家で、事前にプレゼントの希望を聞かれるし、ついでにケーキも選ばせてもらえる。当然のようにその日のご飯は好きなものを選ばせてもらえる。子どもの頃は当たり前だと思っていたけど、今色んな家族を知るようになってみると結構当たり前じゃないんだなあって感覚になる。

小学校の時は学童で祝ってもらっていたのと、友達からプレゼントをもらったのを覚えている。学童で6年間一緒に過ごした男の子からもらったピンクのうさぎのぬいぐるみ。あれはどこに行ったんだっけ。何度かの引っ越しの時にどこかに置いてきてしまったのかもしれない。
一回だけサーティワンのアイスケーキが食べてみたくて、誕生日ケーキをそれにしてもらったこともあった。プレゼントは毎年ほとんど本だった気がする。おかげで世界的名著の児童文庫はほとんどうちに揃ってる。
中学生の時はどうだったっけ。家族だったかなあ。ちょっとだけ生徒会でお祝いしてもらった記憶もある。あと、図書室。図書委員長をしていて、図書室が私の居場所で、常連さんが祝ってくれた。

高校になったら、寮のある学校に行ったから、寮の皆が祝ってくれた。毎月誕生会があって、仲のいい人が手紙をくれる。それがすごく嬉しかった。一生もののカードもある。今は北の大地にいる大親友からの手紙はずっと持ってるよ、ありがとう。君が作ってくれたガトーショコラもとびっきり美味しかった。作るのヤダと言いつつ、くれるとこが好きだよ。ありがと。

大学生になってからは、大分多様に過ごしていた。
1年目はコロナ禍で実家にいたから家族と。
2年目は部活の演劇部の皆と。お菓子のボックスに皆が寄せ書きしてくれて、とても胸きゅんだった。帰りにお酒(ほろよい)を買って帰ったのを覚えてる。
3年目は志賀ちゃんが生まれるきっかけにもなった火樹銀花の設立者である我が友、スズキサイハちゃんと。試験前、レポート期間におでかけに付き合ってくれてありがとう。大好き。今年もお祝いくれて嬉しかった。

そして、4年目。隣には恋人さんがいる。どうもありがとう。感謝してます。プレゼントも大切にさせて頂きます。

22歳の誕生日。
自分が一つ年齢的に成長したと思いつつ、それ以上の意味を感じていて、今年はとびきり人に感謝したいなと思っている。何故か分からないけど。
色んな人とご飯やお茶に行きたいし、出来ればその人の好きな所について目一杯話したい。貴方のことが大好きだよって言いたい。いつもありがとうって。これからもよろしくお願いしますって言いたい。
おめでとうって祝ってくれた人にあなたの日々も素敵であってねととても思う。

今日、私におめでとうのメッセージをくれた方々、本当にありがとうございました。感謝してもしきれない。小一時間スマホから目を離すと誰かかしらからメッセージが入ってて、私は今日一日とっても嬉しかった。ありがとうございました。本当に一日中にやにやしてたと思う。それくらい嬉しかったよ、ありがとう。

このnoteを読んでくださった方もありがとうございました！
貴方にこうして今日出会えたことも私の喜びです。感謝です。

最後に私が通っていた高校(ミッション系)で歌われていたちょっと変わったハッピーバースデーの歌詞を引用して、このnoteは終わりにする。

ハッピーバースデートゥユー
ハッピーバースデートゥユー
ハッピーバースデー　志賀暁子(誕生者の名前)
ハッピーバースデー

おめでとう、お誕生。
主の恵みが皆様と永遠にあれ。

というわけで。
お誕生日おめでとう、自分。22歳になったね。
大人でも子どもでもない、貴方自身を精一杯生きてね。人生を楽しんで。

私に関わってくださった、またこの世界中の人々に、永遠に祝福あれ。