推しに尊敬と心からの愛を込めて。

一本目の記事だ。一応、自己紹介のつもりだ。

はじめに言っておく。
僕の文章は小説、脚本、詩、エッセイ、雑記、日記などがごちゃまぜになるはずだ。そして、僕はそれらを一切区別しない。
つまり、これが実際に起こったことなのだ、として読者が捉えたとしても、それが物語である可能性は十分にあるわけで。反対に、物語だと思っていたものが現実だったりもする。
そんなわけで、良く分からないものとして、僕の文章は楽しんでもらえたら幸いだ。

僕の推し、QuizKnockさん。
そのライターの志賀玲太さんが、その言葉が好きだ。

大学の仲間と共にインカレを運営することになって、改めて今の僕に向き合ってみた。そうした時に出てきたのは、推しの名前だった。
ちなみにインカレは火樹銀花【かじゅぎんか】である。140字小説などの投稿しているので、もしよろしければ。僕の担当は金曜日だ。

さて。

僕は一人の人間の断片だったりする。
意味が分からない発言かもしれないけれど、事実そうなのだ。
だから、本当の名前もあるし、その本当の人間さんが僕を認識する時についている、つけている名前もあるのだと認識している。
だけれども、現在形として、本当を維持は出来ていないので、僕がいるのだと思う。

本当さんがきちんと生きられるようになった時に、僕の本当の名前で開いてしまったらこの文章達はきっと消されてしまうだろうし、苦しいものになるかもしれない。
本当さんにとっては、僕という存在が別に現れるくらいにはぐじゃぐじゃになっていったわけだろうし、そんな事実を消したくなるだろうから。

だから、あえて「志賀」という名前をつけた。僕、というか、僕という存在を含んだ「本当」が好きな、好きだったその人から名前を頂く事にした。

本当は「本当」さんの愛する名前で、愛する言葉を書くことが出来るのが一番いいのだと思う。
そう出来る事が最善なのだと思う。
でも、そうは出来ないのだと思う。

だから、せめてこの名前で綴らせてもらおうと思う。
推しさん、勘弁して。
貴方に迷惑をかけるつもりなんて一ミリもないんだ。


そんなわけで「志賀暁子」という名前になった。
『暁』という字は本当は心底腹黒かつ暴言魔である僕には似合わないし、何なら本当さんは今、絶賛夜だ。夜の真っ暗闇の中をさまよっている。

でも、まだ本当さんが元気だった頃、つけたこの名前の意味を知っている。僕だから知っている。

本当さんは「暗く長い夜の中、太陽という大きな光にはなれないとしても、その光の欠片を携えて、共に歩きたい」「本当にささやかかもしれないけれど、誰かの手元を照らしたい」「夜明けを待って、共に生きたい」とそう、思ってつけていた。

「一人ではないのだと、私という小さい、本当に小さい存在だけど、それでも、その光を見て思ってほしい」と、そう思ってつけていた。

だから、僕は本当さんが生きる事を望む。
貴方は、君は、一人じゃない。
生きてくれ。

というか、現実的な話、生きてもらわないと共倒れだ。
僕も道連れになる。THE エンド。
それだけはマジで勘弁してほしいと思ってる。

こんな文章から始めていいのだろうか。
まあ、いいだろう。

というわけで、どうぞよろしくお願いいたします。

これを読むあなたに祝福あれ。

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