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犬には色がどんなに見えているのか?

こんにちは。

高取です。

子供の頃に犬を飼っていました。

名前はクロ。

名前のとおり真っ黒な犬でした。

昔は(昭和)

家の庭が広かったので放し飼いにしていましたが、いつの間にか放し飼いはダメということになって、庭の真ん中にあるザボンの木に鉄の鎖で繋がれるようになっていました。

重い鎖だったので少しでも動くと「ジャラジャラ」と音を立てて、クロは本当に嫌な顔をしていました。

クロが若い時(放し飼いの時)は近くの雌犬の憧れの的で、よく草むらの陰でうら若き娘犬たちとランデヴーしていました。

邪魔しちゃ悪いのでなるべく見ないようにしていました。

はい。

モテモテでした。

黒は猟犬との雑種で精悍な風貌をしていたので、一見するとオオカミ?と思えるようなルックスもモテモテの原因だったのでしょうか?


犬はグレー、黄色、青の世界が見えている


子どもの頃に「犬や猫は色の区別ができないので、すべて白黒にしか見えていない」と聞いたことがあったので、クロも私の顔が白黒でしか見えていないんだろうと思っていました。

でも、小学校から帰ってきて鎖に繋がれたクロと遊んでる時に私が言ってることもほとんど理解できていたし、おもちゃで遊んでる時も色の区別ができてるようでした。

最近の研究では「犬はグレー、黄色、青の世界が見えている」ということがわかったそうです。

そういえばボール遊びをしてる時、白いボールを投げるよりカラーボールを投げた時の方が早かったような気がします。


犬は紫外線も見える!


人間の目は水晶体が紫外線を吸収してしまうため光は網膜まで届きませんが、犬の目は紫外線が通過してしまうので紫外線が見えるのだそうです。

太陽光線は「紫外線」「可視光線」「赤外線」の三つ。

紫外線は380nm以下の波長。

可視光線は380nm〜780nm。

波長で言うと400-500nm が青 

500-600nmが緑。

600-700nmが赤です。

あっ。

nmとは

ナノメートル。

ウィルスが10ナノメートル。

ミトコンドリアは100ナノメートルだそうです。


ちなみに紫外線が見える(紫外線が通過してしまう)犬は白内障にかかりやすく早い犬は6歳くらいから発症します。

10時から15時までの紫外線が強い時間の散歩は避けるようにしてください。


クロが老衰で亡くなったのは中学3年生二学期の始業式の日でした。

セミがミンミン鳴いてるザボンの木の下で静かに息を引き取りました。

母に泣いてる姿を見せたくなかったのでボットン便所に行って息を殺ししゃくりあげて泣きました。

それから犬を飼っていません。


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