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【開催レポ】お互いの研究を知り合おう(Monthly Program第1期)

ジェンダード・イノベーション実践プログラムBlend Monthly Program 第1期が、1/29に遂に始まりました!このnoteでは、キックオフの様子や1期生の皆さんの感想をお届けいたします。


Monthly Program の概要

Monthly Programは、毎月1回メンバーが集まりグループワークショップを行い、ジェンダード・イノベーションの基礎から応用、実践までをカジュアルに学べる場です。毎月最終水曜日に、オンラインにて実施をし、各回のテーマに基づき、ジェンダード・イノベーションを学び、自分の研究や分野に応用する方法を検討することを目標にしています。性差の視点を取り入れた研究デザインを作成し最終回では、ゲストアドバイザーによるフィードバックをいただく予定になっています。詳細は下記からご覧ください。現在第2期のWaiting Listも公開しています。

メンバーの研究を知り合うワークショップ

BlendのMonthly Programには、想像を上回るご応募をいただき、選考の結果1期生として8名が参加、今回は7名が第1回ワークショップに出席しました。

ワークショップの冒頭では、それぞれが自己紹介を行い、今の気持ちを擬態語で表現しました。「ワクワク」「ドキドキ」といった期待感を表す言葉が多く聞かれ、和やかな雰囲気の中でスタートしました。1期生の紹介も後日noteに掲載予定ですので、楽しみにお待ちください。

ワークショップの概要

緊張でドキドキの表情の1期生の皆さん👀

今回のワークショップの目的は、「メンバー同士の研究を知り合うこと」。Blendの1期生は学部1年生から博士修了者まで幅広い立場の方が参加しています。また、専門分野も「情報学」「薬学」「生物学」「経済学」「工学」など非常に多様です。今後、ジェンダード・イノベーションの観点から研究デザインを考え、議論しあうためには、異なる分野の研究への理解を深める力や、自分の研究をわかりやすく伝える力が不可欠です。

そこで、今回のワークショップでは研究の他己紹介を行いました。

ワークショップの流れ

他己紹介の方法
  • 2人1組になり、一人10分間の持ち時間で、自身の研究について説明

  •  相手はヒアリングしながら、内容を理解し質問

  • 4人グループに分かれ、ペアワークで聞いた内容を他己紹介形式で発表

異なるバックグラウンドを持つメンバー同士、まったく違う分野の研究をどのように分かりやすく伝えるか という点で難しさを感じる場面もありましたが、その分、新しい視点や発見が生まれる貴重な時間となりました。

[感想]多様な視点と学びが交差する場に

今回のワークショップでは、異なる分野の研究者同士が交流することで、新たな発見や共通の課題を見出す機会 となりました。参加者からは、以下のような感想が寄せられました。

異分野の研究を知ることで生まれる気づき

  • それぞれ異なる分野の研究をしているが、意外な共通点やつながりが見えて面白かった

  • 自分の研究を専門用語を使わずに説明する難しさを実感すると同時に、新しい視点で自分の研究を振り返る機会になった。

  • メンバーのユニークな研究分野に触れることで、視野が広がった。

研究を言語化することの難しさと重要性

  • 他者の研究を理解し、それを第三者に説明するというプロセスを通じて、研究の伝え方について考えさせられた

  • 自分の考えをわかりやすく伝える力を高める必要性を改めて感じた。

  • 研究紹介を通じて、自分の専門領域を整理し、他者と議論することで新たな発見があった。

今後の学びと探究への意欲

  • 他の参加者の研究についてさらに深く知りたいので、おすすめの本や論文を教えてほしい

  • ジェンダード・イノベーション(GI)についてより詳しく学びたい

  • 研究領域が異なっていても、類似した課題意識を持つ人が多く、今後も話し合いを重ねながら知見を深めたい

初回ならではの雰囲気と期待感

  • 初回ワークショップのワクワク感と緊張感が心地よく、今後のプログラムへの期待が高まった。

  • 運営の進行がスムーズで、終始和やかな雰囲気の中で進めることができた。

参加者の皆さんが、「異分野の研究に触れ、新しい視点を得ることの面白さ」や「研究を伝えることの難しさ」 に気づき、それぞれの学びを深める機会となったことが印象的でした。今後も、メンバー同士の知見を共有しながら、実践的な学びを積み重ねていく場をつくっていければと思います。

Monthly Programの今後の展開もぜひご期待ください!

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