読書感想文は伝記で書け
面倒な読書感想文に伝記を選ぶメソッドとその書き方。コンクールで賞を獲りたい人向けではないので注意。これで感想文が書けたらあなたには才能があります。
1,漫画版を選ぶ
大体どこの図書館にも漫画伝記シリーズが置いてある。文章だけの本より圧倒的に速く読める。巻末の解説とかは読まなくていい。「◯◯という人の伝記を読みました」と書けば漫画かどうかまでいちいちチェックする教員はまずいない(地域によってはいるかもしれない)。
外国の人物で名前の長い人の伝記を選べば名前で字数を稼ぐ事も出来るが、地域や時代によっては背景となる歴史を知らないと理解が難しい場合もあるので気をつけよう。
2,その本を選んだ理由
「名前だけは知っているけど、実際のところ何をした人なのか知らなかったので、この機会に読みました」全部これでいい。あながち嘘でもないし。
3,構成
その人のすごいポイントを3つくらいピックアップして褒め称える。「私にはとても真似できません」「もし私がこの人の立場だったら〜」みたいな切り口でダラダラ書いて文字数を稼ごう。漫画の場合、重要な場面はコマを大きくしたり、演出でそれと分かるように描かれるのでピックアップしやすい。批判的な事を書いてもいいだろうが、全体的に褒める方向でいきたい場合は最低限に留めるべき。
まとめは「私もこの人のように◯◯な人になりたいです/したいと思います」でいい。伝記が出るような人はおおむね何かしらすごい事をしているので、なんとなく褒めていればそれなりの字数になる。
全体の構成としては、
1,その本を選んだ理由、何をした人かのあらまし
2,褒めポイント①
3,褒めポイント②
4,褒めポイント③
5,感想文全体のまとめ、「こういう人になりたいです」的な文で締める
これを1:2:2:2:1のくらいの比率で書く。小学校の教師をしている母曰く「規定の文字数の8割程度が下限」らしいので、各自の必要な字数で分けて算出してほしい。
5,例文
悪いがここに載せる事は出来ない。親戚の子のゴーストライターを頼まれ、可能な限り子供らしい平易な表現で書いたのだが、「国語のテストが27点の子が書く文章ではない」と没にされてしまった。
6,私見
そもそもnote見るような人は読書感想文の書き方なんて求めてないのでは?
というのはともかく、読書感想文って結構難易度高いよなー、とずっと思っている。読書によってインプットされた情報について何かを思ったり考えたりするのは、普段本を読まない子供に夏休みだからと急にやらせても出来るものではない。かく言う私自身も「面白かった」「登場人物がかっこよかった」以外の感想を出せない子供だった。登場人物の行動や物語について自分なりに考えられるようになったのはかなり遅い。
じゃあどうすればいいのか、私は教育に携わる者ではないし自分の実体験からしか語れないが、「普段から色々な本を読む」くらいしかない。そんな事出来るならとっくにやってる? デスヨネー。
というわけでchatGPTに訊いてみた。
7,おわりに
この記事を参考にして何らかの損害や被害が出ても当方は一切の責任を取りません。というか取れません。悪しからず。