沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~ (大沢たかお、玉木宏、上戸彩、江口洋介出演) Blu-ray BOX
沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~ (大沢たかお、玉木宏、上戸彩、江口洋介出演) Blu-ray BOX
『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~ Blu-ray BOX』(ちんもくのかんたい)は、かわぐちかいじによる日本の漫画作品。『モーニング』(講談社)で1988年から1996年まで連載し、1990年に第14回講談社漫画賞一般部門を受賞する。2023年1月に紙と電子の両媒体を合わせた累計発行部数が3200万部を超える。アニメやラジオドラマ、劇場版映画と実写ドラマが制作された。
潜水艦戦を描いた戦記に核戦争や国際政治などの問題提起を織込んだ物語の展開で、耳目を集めた。
タイトルの「 沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~ Blu-ray」は、「潜水艦戦力」を意味する英語の「Silent Service」の直訳に拠る。
8年で全32巻の長期間連載されたが、劇中の経過時間は2か月である。連載中にソビエト連邦の崩壊や冷戦終結など現実世界の世界情勢が劇的に変化し、本作の設定や物語に影響を及ぼしている。
連載を開始した1988年10月は、なだしお事件の2か月後で、海上自衛隊(海自)や潜水艦に関心が集まっている時期であった。
本作の連載終了後に、番外編として『モーニング』で連載されたスピンオフ作品『瑠璃の波風 沈黙の艦隊〜海江田四郎青春譜』がある。
防衛庁の広報誌『セキュリタリアン』(財団法人防衛弘済会)では、官民の安全保障専門家が本作を分析する『「 沈黙の艦隊 シーズン1」解体新書』が連載され、講談社によって1995年に単行本化された。
『 沈黙の艦隊 DVD-BOX』原作者かわぐちは、故郷の瀬戸内海は寝泊まりする漁船が多く、「動く独立国」の発想として『ひょっこりひょうたん島』の影響が大きかった、と述べている[2]。「スケール感やテーマなど実写化できない漫画を描いたつもりだったから、実写化したいという提案には無謀だとあきれた」とも語るが、後年に実写化[3]されて本記事映画項で後述する。
<あらすじ>
『沈黙の艦隊 シーズン1 DVD』日本の近海で、海上自衛隊の潜水艦が米原潜に衝突し沈没した。艦長の海江田四郎(大沢たかお)を含む全76名が死亡との報道に衝撃が走る。だが実は、乗員は無事生きていた。事故は、日米政府が極秘に建造した高性能原潜「シーバット」に彼らを乗務させるための偽装工作だったのだ。 ところが、海江田はシーバットに核ミサイルを積載し、突如反乱逃亡。海江田を国家元首とする独立戦闘国家「やまと」を全世界へ宣言する。 やまとを核テロリストと認定し、太平洋艦隊を集結させて撃沈を図るアメリカ。やまとを追いかける、海自ディーゼル艦「たつなみ」。その艦長である深町(玉木宏)は、過去の海難事故により海江田に並々ならぬ想いを抱いていた。