UiPath vs Blue Prism vs Power Automate for Desktop [Part1 メインワークフロー編]
前回のPower Automate for Desktopに引き続きUiPathをやろうと思ったのですが、せっかくなので3つのRPAで同じことしてみようと趣旨を変更しました。
サンプルについて
Excelからデータを読み、ブラウザで入力し、一覧をブラウザから取得し、メールに添付するという流れです。
今回は全体を俯瞰するメインのワークフロー編。
メインワークフローといってもそれはUiPathの呼び方で、Blue Prism(以下BP)はプロセスのメインページ、Power Automate for Desktop(以下PDA) はメインフローと呼びます。
UiPath
UiPathではまずワークフローを記述します。作業主体であるシーケンスをつないでいく場所です。シーケンスのタイトルは変えれるのですが、説明が書けないのでコメントを入れています。
Blue Prism
メインワークフローはBPではプロセスのメインページにあたります。
BPではワークフローとシーケンスを分けるという設計ではないので、ここに処理を書いても構いません。
UiPathと同様にコメント(注釈)を追加しています。注釈はどこにでも書けるし大きさも変えれるし、文字の色も変えれます。どこの処理の注釈かを分かりやすくするのにリンクで線を引いていますが、書かなくてもいいです。ただのマイブームですw
今回はとりあえずUiPathに合わせるため処理は別ページに記述します。実際にもこういう書き方の方がすっきりしますけどね。
Power Automate for Desktop
PADもワークフローというものはなく、メインフローが該当するかな?BPのように処理を直接に書けます。
ここでも全体を記述すると長くなるので処理ごとにサブフローに分けてそれを呼び出すこととします。
まとめ
今回はワークフローなのでこれで終わり。
ただし、全体の作りの違いは分かるかと思います。
次回は「Excelファイルからデータ取り出し編」です。