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廃墟はノスタルジーとロマンが詰まった癒やしの空間

僕は廃墟が好きで、廃墟の写真集や書籍をよく読みます。

廃墟を見ていると不思議と気分が落ち着き、癒やされるような気がします。
なぜ廃墟に魅力を感じるのかを考えてみました。


廃墟を好きになった理由

僕が廃墟の魅力に気づいたのは、本屋で何気なく手に取った軍艦島の写真集を見た時、美しさと寂しさが同居している廃墟の魅力に引き込まれました。

廃墟になる前の繁栄ぶりや人々の生活、賑やかだった頃を想像するのが廃墟の魅力のひとつです。
また、炭鉱や廃村、廃道などの大規模な廃墟は、なぜ廃墟になったのかをネットなどで調べてみるのも楽しみのひとつです。

アニメやゲームでも廃墟が出てくる作品が好きで、アニメでは「天空の城ラピュタ」「ケムリクサ」
ゲームでは「The Last of Us」「DAYS GONE」「零」などホラー系が多いです。特にゲームはストーリーの途中で道草して好き勝手に廃墟を探索できるのが楽しいです。

廃墟から感じる恐怖感

廃墟はテレビ番組や動画サイトで心霊スポットとして取り上げられたり、野犬の出没や不法侵入などの可能性もあることから、人間は本能的に廃墟に恐怖感怖を感じるのではないかと思います。

僕はホラー映画をよく見るのですが、ホラー映画には廃墟が登場する作品が多いです。
ゴーストタウンやゴーストハウスを舞台にしたホラー映画が多いことからもホラーと廃墟の相性は良いといえます。

登場する廃墟は、病院や学校、工場跡など様々ですが、たまに廃墟を見たいがためにホラー映画を観ることもあります。

特にアメリカは日本と比べて国土が広大なので、町や村がそのまま廃墟になった場所も多く、そのような場所がホラー映画のロケ地になっているケースもあるようです。

廃墟からは恐怖を感じると同時に、朽ち果てた建物と植物が一体化した様はある種の美しさすら感じます。

ノスタルジーとしての廃墟

車で幹線道路をドライブしていると、ドライブインや食堂の廃墟を見かけることがあります。
それらを見ると何ともいえない郷愁とノスタルジーを感じます。

それは、かつて賑わったであろう当時を想像したり、自分が子どもの頃の家族との楽しい思い出を想像するからかもしれません。

そう思うと廃墟は子どもの頃へ意識をタイムスリップさせてくれる貴重な存在でもあり、そのノスタルジーが癒やしへと繋がっているのではないかと思います。

【まとめ】廃墟に癒やしを感じるのは人間の本能かもしれない

廃墟を見ていると不思議と癒やされて気持ちが落ち着くのは、人間の本能的なものかもしれないと思う時があります。

都市化と情報化により昔に比べて多くの情報に囲まれて暮らしていると、人間は余裕がなくなり、本能的に緑に囲まれているものに癒やしを求めるのではないでしょうか。


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