私の漫画ログ5
結局高校では特に美術部としての成長はあまりなかったなと言う印象です。まぁ自分たちで好きなものを描いているといった感じだし夜間なのであまり活動時間は遮られてくるし当然です。
進路の時になり、私は漫画家になりたかったのですが…岡山に漫画学校など無い…。かと言って東京に行く金もないし東京の漫画学校とは?あるのか?と言った感じで代々木アニメーションとか近いところでそんなのが浮かんだけどアニメと漫画は違うと感じていたのでアニメーションの道は目指さないぞと思っていました。
妥協案でデザイン専門学校が浮かび先生にパンフレットみたいなやつを見せられてそこに卒業生とかの作品などこう言うことをしているよと言うのが載っていて…そこにアニメーション科と言うのはあったのですが…漫画科はやはりなくて…。
しかしゲームクリエーション系のが目に留まり、当時のCG科ですね。なんかいいなと思いました。ゲーム好きだしいいなとか思いました。アニメ科じゃなくて私は結局CG科を選んだのです。
高校の卒業時…夜間なので私服で登校していた私達はスーツを着用することになったのですが当然そんなもん持ってないので姉のを借りる羽目になり、またそれが…うちの姉はヤンキー上がりなのでもはや水商売のスーツかよ?と言うくらい黄色いスーツを着てもはや恥ずかしくて仕方ない。しかししょうがないしでそれを着て行った。
しかもその黄色のスーツをまさか専門学校の入学式で着ることになろうとは…。
めちゃめちゃ目立つし、まぁデザイン専門学校ということでファッション科もあったので奇抜な格好をした人とかもいたけどなるべく小さくなっていました。
専門学校の教材が最初からたくさんあり、持って帰るのに一苦労したこと、電車通学で路面電車を使ったり色々大変だったけどやはりそこで友達ができるかな?という不安はあった。
だから入学式で黄色のスーツ着た私はビクビクとHRの時縮こまってました。担任の先生もおしゃれで活発で高校の時の熱血馬鹿先生と違い落ち着いて大人でした。
もう帰りてえよと何度思ったか。しかし苗字順で並んでいたので隣の子が話しかけてくれようやく友達ができました。Eカップの巨乳には流石に驚いたけど。普通に顔も可愛いのでモテるだろうなと思いました。実際にモテまくりでした。その子の幼なじみがアニメ化の超ヲタクで芋づる式に結局アニメ科の子達とも仲良くなりグループ化しました。
私は田舎育ちでヲタクするにも金がないしグッズとか集める趣味もなかったしヲタク活動よりかは漫画の描かなければと思っていたところもあったのですがその頃はかなり漫画の貸し借りが頻繁でした。だってヲタ友がめちゃくちゃ持っている。
しかも同人誌を持ってる子もいて…私はそういうイベントに出たこともなければ金もないし人混みが嫌いだったのでいつもノートにしか漫画を描いてなかった。たまに原稿用紙に描いて雑誌に投稿したりとかそういうことしかしてなかった。
初めてノート漫画をカリン以外に見せてみることにして緊張し、そして見せた時はなんかめちゃくちゃ引かれた顔。完全にこれじゃない感ですよね。やはりきちんと製本した同人誌作っておけばと恥ずかしくなりました。
専門の時、入学時からMacを教材として買わされていたので家にはいつもMacがある状態でした。だから私は未だにWindowsをあまりさわれないようになっています。Macで育ったみたいな環境でした。
授業でHPを作ることを覚えて自分でも自分のHP作ってみようかなと思い作り始め…初めて私のHP…「B+W」というのができました。PNは白黒としました。
当時は紙に書いた漫画をスキャナーでとってフォトショップでグレーで塗ったり模様的なものをトーンと見立てたりしてかなり原始的にやっておりました。
当時漫画ソフトなんてなかったから。
今のB+WはソフトやHTMLなんか使わなくてもチョチョイとブラウザ上でできるしあんまりHPの需要は無くなってきているけどね。
白黒/web漫画描き/3月29日生/O型/サウスポー 漫画のお仕事ください…。