私の漫画ログ4

前回の続きです。高校生です。
一年先輩になったテミは…バスケ部に入っていました。テミは運動神経が良い美人だったのでとにかく彼女は体を動かすことが向いていたのか…私にもバスケ部を勧められました…。正直無理だと思いました。私はテミと違いアウトドア派でもないし運動神経も悪いから無理やと思いましたが仮入部だけ数週間させられました。そして…なんか絶対に縁のないバッシュ(バスケットシューズ)が必要だからと買いに行かされた。もはや私は安いやつで十分だったけどなんかもう訳がわからないしシューズのデザインとかもほぼどうでもよかったのですが…、アディダスかな?その辺のやつを買っておいて、とりあえずそれは使わなくなったら体育の時履いてたな。夜間高校なのになんで体育があるねん?
と思うかもしれんけど高校の隣に中学校がありそこのを借りてグランドやら体育館を夜だけ使用できていたんです。実際そこを使い夜の体育祭だのも行われていた。
もうええやろ体育祭とか夜にひっそりやらんでも。

ちなみに私はバスケ部体験入学だけしてやめました。その際にテミから白黒のことを好きな男子がいるとかこっそり教えられたけど結局誰かは知らされられなかったので特に気にせずおりました。何にも自分の恋愛や異性に興味のない変な女でした。ついでにテミにはバスケ部の部長と付き合っていると聞かされいつの間に!?ということでその後徐々にテミとは学年も違うのであんまり話す時間が取れなくなりました。

何年生目かは忘れたけどクラスメイトの中心人物が私が体育祭とかで絵とかの担当になったりしてたので美術部を作ろうという話になり、その子ズーちゃん(仮名)を筆頭に暇な先生でいつも授業中簿記から直ぐ挫折して自分の趣味の絵の話をするオオ先生(仮名)がいました。オオ先生に顧問になって授業終わりの21時から22時くらいまで学校にいたかもしれません。終電近くになったりすることもありました。何をするでもないのですがなんかオオ先生が勝手に持ってきた石膏像とかレンガとかのモチーフをスケッチしていました。オオ先生は静かに自分でも模写とかをしたりして暇を潰していました。
そのうちズーちゃんは本名の生徒会執行部の方が忙しくなり私に部長の座を渡しました。と言っても美術部に誘った双子の女子アミとヨミちゃんやカリンが当初からいたかな?と記憶していたり他にもマヨちゃんアキちゃんが暇だしと付き合ってくれる時もあり部としては謎です。皆お喋りだけでもという気軽な部だったです。一応私も模写したりスケッチしたりしていたけど。


オオ先生は私の漫画道に名言を授業中に残しました。勝手に私が感じたことです。

「毎日辛いことや悲しいことが起こっても絵を描いていくことです。続けることが一番大切なんです。毎日30分でも1時間でも時間があれば隙を見て描いていくことが大切なんです。そうしたらね下手でも少しずつ身についていくんです。例え下手でもほんの少しでもいいです。

簿記もやらないと直ぐ忘れます。これも続けることが大事ですね」
と言葉通り、私は簿記3級くらいとってやらなくなった直ぐ忘れました。
オオ先生の言葉がなかったら私は漫画家になるのを諦めていたかもしれません。
それから馬鹿みたいに毎日漫画をノートに描いていきました。

そのうちに何年目かで打ち解けた親友カリンにノートに描いた漫画をこっそり見せて感想をもらうということを始めました。カリンは面白いと言ってくれちゃんとノートを持って帰り付箋とかに感想やらを書いてくれたり突っ込んでくれたりしてとても楽しかったです。大抵昼間遊びに行く時だったけど。

この頃になると少年漫画やらにハマり出した私は少女漫画家は自分の絵柄では無理だろうと感じていたので結構原稿用紙に応募する時は少年漫画誌に出したりしていました。全然だめでしたがとりあえず漫画を描き続けていました。


白黒/web漫画描き/3月29日生/O型/サウスポー 漫画のお仕事ください…。