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イギリス Rock聖地巡り2(The Beatles関連②リバプール編)

街自体が世界遺産になった「リバプール」
ユーストン駅発のVirgin Express でロンドンから2時間半。
Liverpool Lime Street駅で降り、坂を下りマージ―川沿いのPier Headに近いHotelに荷物を置く。

◆「Beatles Story」(2013年)
まるで横浜の赤レンガのような「アルバート・ドッグ」のすぐ側、とりあえず「Beatles Story」に入ってみることに。
イエローサブマリーンの絵が出迎えてくれる階段を降りて入場。
少々の展示品の他に、キャバーン・クラブ、ジョン・レノンのピアノ部屋、イエローサブマリーンの艦内などレプリカがある。
しかし、ここにあるものはほとんどがコピー品で規模も大きくなく個人的には少し残念な場所。
昔さいたまスーパーアリーナにあった「John Lennon Museum」の方が希少な展示品は充実していた。
正直、記念の訪問ととらえた方がいいだろう。

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◆「Strawberry Field」(2013年)
マジカル・ミステリー・バスで行くか、単独で行くか寸前まで迷っていた。
結局、予算や余計なものはスルーっということで、マージ―川沿いのバスターミナルでOne Day Ticketを購入して公共バスに乗り込む。
Liverpoolのバスは不親切この上ない、地元以外の人は一切利用しないのだろうか?
車内には次の停留所はどこにも表示されず、車内放送もなし。
今どこを走っていて、どこで降りるか停留所を見て自分で把握していないと目的地を通り過ぎてしまう、今であればGoogle Mapは必須。
日本の路線バスのサービスが身に染みる。
幸い路線76番マップを手に入れていたので、ニラメッコをしながら、何とか正確に第一目的地で降車。
降車後、少し迷って犬を散歩させているおばちゃんに道を聞き、通りの脇道にある目的の赤い門へと辿り着く。
ここでイキナリ大雨が降ってくる、この地を離れた後はすぐ止み、晴れ間も出てきたので、自分勝手に何かしらの運命を感じた。
“Let me take you down cause I’m going to~♪”ここでは何万人もの人がただの1曲、頭の中で、口元で口ずさみ、そして今後も口ずさまれることだろう。
苺庭の孤児院は無くなっているが、何の変哲もない狭い道にある赤門はこれからも・・・Strawberry Fields Forever

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◆「Mendips」(2013年)
大通りへ引き返し、左へ少し歩くとジョン・レノンが叔母ミミと暮らしていたMendips。
ジョンが何度も出掛けて行ったこの場所に、この景色に、自分の足や目線が重なっていることに不思議な高揚を覚えた。
人懐っこい猫(=通称ジョン?)が歓迎してくれた。
家内部の入場には別途ナショナル・トラストでの事前予約が必要。

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◆「St.Peter’s Church」(2013年)
Mendipsからさらに10分ちょっと、生活感のある味な街並みをコの字型に歩けば、「St.Peter’s Church」――ジョンとポールが初めて出会った場所。
墓地であるにもかかわらず、天気の良さもあり、静かでとても居心地がいい場所。
時間が許すなら、裏のベンチに座ってのんびりするのもいい。
「彼らが顔を合わせたのは裏側だろうか?墓場ではないだろうな?」想像が膨らむ。

恐らく世界で一番シャッターを押された一般人「エリノア・リグビーの墓」、写真を撮ったつもりが間違えて隣の墓を撮影して帰ったのはご愛敬。

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◆「Penny Lane」(2013年)
行きに乗ってきたバスでおおよその位置を確認していたPenny LaneのRoundaboutでバスを降りる。
5差路交差点には大きな教会。
「どの通りだ?ホントにこの閑散とした通りなのか?」――“Penny Lane is in my ears and in my eyes~♪”不確定要素から、中途半端に口ずさんでいたこの通りは、見つけたPenny Laneの看板を見る限り、正解だった。
歌詞のイメージから様々な店が並んでいる通りをイメージしていたが、Pubが数件ある程度の意外と地味な通りである。

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◆「Cavern Club」と「John Lennonの銅像」(2013年)
日曜、Liverpoolの夜は早い、ショッピング街は18時ぐらいにはほぼ閉まっている。
開いているほとんどのPubでは大音響のEDMが流れ、ゆっくり食事をするような状況ではない。
かなり離れた場所にChinese Restaurantを見つけた。
「中華料理ならハズレは無いよな・・・」結局、この旅一番大外れの食事を摂ることに。。。

角のビートルズ・ホテル「Hard Days Night Hotel」を右に曲がるとMathew Street。
いかがわしい看板の前にアルバム“Rock ‘n ’Roll”を模した「ジョンの銅像」が
壁に寄り掛かっている、それに寄り掛かる。

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対面の「キャバーン・クラブ」は地下鉄開通で立ち退きに遭い、元々The
Beatlesが演奏していた場所ではなく別な場所で営業している。
入口でチケットを購入して地下へ階段を降りると、ビートルズ・コピーバンドが演奏する日曜夜のCavern Clubは人でごった返していた。
柱で3つに区切られているクラブ内はかなり広く、展示物や出演者の写真などが飾られている。
ステージの見えないテーブルに座って、現地産のBeerを1パイント、The Beatles Dayの夜を締めくくるには楽しい夜だった。

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