メンターインタビュー!宮川 聡
BLAST! SCHOOLでサポートいただいているメンター陣のインタビューシリーズ!
プロフィール
■名前:宮川 聡(みやがわ さとし)
■現職:Life is Tech USA, CEO
■経歴:東京大学 工学部卒→ 東京海上日動火災保険→ スタンフォード大学経営学修士(MBA)→ 東京海上HD→ 現職
■得意分野:スタートアップ経営全般、出資を受ける側のピッチ・思考、マーケティング、セールス、教育、金融
■ハッシュタグ:#コーヒー煎れるのが好き #自由 #野球
■他己紹介:さとしさんってどんな人?from 他メンター陣
「めっちゃ良いお兄ちゃん」「コミュニケーション上手」「精神安定剤」「常に愛がある」「LAから教育の情熱をひしひしと感じる」
ーどんな活動をされていますか?
Life is Tech!という中高生向けにプログラミング教育を届ける会社で、アメリカの責任者をしています。目的はアメリカの教育格差を是正すること。現在は現地の社員7名をマネジメントしながら、事業成長に関わる全般をやっています。ざっくりと仕事の内訳は、8割:事業成長のドライバーとなるセールス・マーケティング・カスタマーサクセス、1割:バックオフィス全般(財務・会計・HR)、1割:総務・その他です。あとは会社を成長させていくために、常日頃、中長期戦略を考えています。
仕事外ではmeet upが好きで、そこで出会うコミュニティの方々からの紹介で、高校生や若い世代の相談相手もしています。僕はそういう相談できるコミュニティをBLAST!でもつくっていければ良いなと思っています。
ー人生でBLAST!した経験を教えてください。
■小学校の三者面談で感じた日米の価値観の違い
小学校時代にアメリカと日本どちらにも住んでいたのですが、小学校の三者面談では日本とアメリカの先生でそれぞれ僕に対するフィードバックが異なることが不思議でした。アメリカの先生は、「意思(WILL)とリーダーシップがあって素晴らしい」と言っていたのですが、日本の先生からは「協調性がない」と言われていました。このときに海外や、自分と違う考え方がある人に興味を持つようになりました。
■スタンフォードMBA留学での転機
30歳のときにスタンフォードMBA留学で久々に外の世界に触れました。夢を追いかけるかっこいい方々との出会いや気づきが転機となり、Life is Tech!への転職につながります。この経験から、自分の身をどの環境に置くかを選ぶことが重要と感じました。多様な考え方、文化や思想に触れることによって、自分はどの環境が合うのかわかるようになります。ずっと同じところにいるとそれがデファクトスタンダードとなり慣れてしまいますが、色々見た上で自分が好きなところを選ぶほうが、自分は成長すると思うし、幸せに生きていけると思っています。
■アメリカでLife is Tech! USAを創立
自分の力で色んな人を巻き込んで、自分が思い描いていた物事を一つ成し遂げることができました。大変でしたがエキサイティングでもあり、この経験をBLAST!の高校生や社会に還元していきたいと思うようになりました。同じようなことに挑戦する人がいれば、僕のようなアドバイザーがいることで事業のスピードが速くなると思いますし、チャレンジのハードルを下げることができる。自分でリーダーシップをとって自分の人生を生きていくことを早いうちから意識して行動できれば、その後大きく変われると思います。
ーメンターをする上で心掛けていることはどんなことですか?
本人の意思とパッションを引き出してあげることを心掛けています。本人がなにをしたいのかが全てです。意思とパッションの深さによって、僕やまわりのコミュニケーションやアドバイスも変わってきますし、またそれが深ければ深いほど、成し遂げたいことの成功確率は高まると思います。まわりから厳しいことやネガティブな意見を浴びせられたり、枠に当てはめてくる大人がいたり、事業がうまくいかなかったり、色々あると思いますが、それらを跳ね返して自分のやりたい気持ちを突き動かしていけるかが大事だと感じます。
ーBLAST!生に期待していることと、応援メッセージをお願いします。
やるからには100%全力で向かってきてほしいと思います。失敗しようと成功しようと、真剣にやるからこそ学びになるし成長します。そうすれば結果はどうであろうと絶対に次に繋がると思うので、僕はそういう人を応援するし、全力サポートします。また僕の経験値として、海外で一年でも過ごしたことがある人は、視野が広がって自分をストレッチできてる人が多いのではと感じます。海外ではないにしても、BLAST!の多種多様なメンター陣と話すことで世界観がぐっと広がると思うので、良い機会にしてほしいと思います。
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