Call of Duty: Infinit Warfare
今回も一昨年発売したという古めのゲームではありますが、一昨年は私が全然ゲームをプレイできない環境だったこともあり少し落ち着いた今になってプレイしてみました。今後もちょっと古いゲームが多くなるかと思いますが、さすがに前世代機までさかのぼってプレイすることはありませんので、基本的にレビューを書くソフトはPS4/XBOXONE/SWITCHのどれかになるとおもいます。
さて、では早速今回の「Call of Duty: Infinit Warfare」についてレビューしてみたいと思いますが、今回はシングルプレイモード中心です。
上記は海外版のトレーラーですが、日本語版もソニー・マイクロソフトからリリースされています。
私自体のcall of duty(以下cod)遍歴は初期の2か3ぐらいだったと思いますがどハマりしたのは初めてゾンビモードという協力マルチプレイモードが搭載されたWorld at War(これだけ日本未発売)からですね。
それ以降は毎年必ず購入し遊んでいて外部評価も高かったのですが、だんだんとストーリーが近未来・未来のストーリーになるにつれてちょっとずつ人気に陰りが見えてきた印象でした。
そしてこのCall of Duty: Infinit Warfare(以下:IW)で一気に未来の話になりすぎてしまったため評価がかなり落ちてしまったようです。
同時期にリリースされた他社の大作FPS「バトルフィールド1」が第一次世界を舞台にしたことで大ヒットしたという点から見て、ユーザーにとって未来戦はもう飽きてきた舞台なのかもしれません。
さて、上記のような理由で今ひとつ評価がよろしくなかったIWを今更プレイしたわけですが、個人的にはものすごく面白いです。
まさにスターウォーズのような宇宙戦艦や戦闘機、エネルギー系武器などの武装などまさに男の子ウケしそうな設定がたまりません。
そして今までのような一本道のストーリーではなくサイドストーリーが用意されたことでストーリーを長く楽しめる試みも嬉しいところです。(Black ops2でもサイドストーリーが実装され攻略の状況がエンディングの分岐に関わりました。)
ただ、未来戦ということで今までのシリーズに比べるとストーリーが大味になりがちなのとやはり戦闘中の銃弾の撃ち合いがどうも迫力に欠ける印象ですね。これはエネルギー兵器の発射音が軽いからのと屋内での戦闘が多くなる分荒れ果てた戦場感が少ないせいなのかもしれません。
戦艦の中とか基地のなかとかどうしても同じような景色になってしまうのはしょうがないんですがね。
まあでも母艦から戦闘機発信シークエンスを体感できたり、拾った武器をスキャニングして母艦の武器工房で作成でき、次回戦闘で最初から持っていけるようになるなど未来という設定ならではのシステムあるので一概に未来戦が悪いとも言い切れません。というか個人的には未来戦大好きなのでオールオッケーみたいな感じですが。
今のところまだストーリーを終えたわけではないのでストーリーのネタバレ云々はどちらにしても書けませんが、映画的な展開は相変わらずですのでアクション映画が好きなかたには十分おすすめできる作品であると思います。
ただ、FPSに慣れてない方ですと正直レギュラー難易度では結構きついと思いますので、できれば最初は難易度はイージーでプレイして慣れていただいた方がいいかもしれません。敵さんの命中精度が相当いいのでちょっと前線に立っただけでフルボッコにされる可能性が結構あります。仲間との協力はもちろんですが、フラググレネードなどのサイドアームズをしっかり使って行くのが今作のストーリーではかなり有効だと思いますのでバンバン投げていきましょう。
そんなわけでざっくりとIWのストーリーモードについてお話させていただきましたが、このゲームに関しては個人個人で評価がはっきり分かれそうな作品です。バトルフィールド1というEAの作品があえて第一次世界大戦の世界を舞台にしたことで近未来・未来の設定に飽きてきたユーザーが一斉に食いついて評価も高いという点で同時期に発売されたIWはタイミングが悪かった作品なのかもしれません。
評価とは裏腹に個人的にかなりお勧めできるSF大作となっておりますので、スターウォーズの影響でSF脳になっている方などはぜひこれを機会にプレイしていただきたいですね。
ちなみに私がCODシリーズで好きなのはゴーストとアドバンスドウォーフェアですかね。この二つに関してはストーリー何周したかわからないし、ゴーストのEXTINCTIONというエイリアンモードは本当にはまりました。