今日のお稽古 (7/26) 合気道

  1. 座り技 正面打ち 入り身投げ
    ・手刀を受けつつ 受けの外側に転換(受けを自分の前に転換)
    ・この時、受けの首と背筋を取りながら 回転する
    ・腕の力で回らない 
    ・ 受けを肩口に取り投げる

  2. 正面打ち 三教 表
    ・手刀を受けつつ 表側で三教の手を取る(肩で受けの攻撃を防御しつつ)
    ・浮き上がらずに 受けの肘を取り 前方に捻り回転?し
    ・極める

  3. 正面打ち 三教 裏 脚膝で手の甲を決めた
    ・手刀を受けつつ受けの外側、低い位置で三教の手を取る、手を差し替え捻り、上に上げ極め
    ・この時、受けの肘を取り裏側に転り 極める

  4. 半身半立ち技 正面打ち 入り身投げ
    ・手刀を受けつつ 受けの外側に転換(受けを自分の前に転換)腰を取り床に落とす
    ・受けが肝心な技である
    ・受けは転びながらも、反撃の隙を狙って攻撃を仕掛ける 脚で逆側に回転し、掛けに攻め入る
    ・体を起こして攻撃してきた受けに対して、掛けは再度腰を取り 極める ??
    複雑すぎて、初心者には少し理解が難しかった。次回やったら、メモを補足修正したい

  5. 座り 呼吸技
    ・ 相方さんが、エネルギーの流れに繊細なOさんだったので、逐一私の肩の力みを指摘される。抜こうと思っても力を簡単に抜けるものではなく、肩甲骨を落として挑んでみるが、まだダメだ、とダメ出しされる
    ・肩に力みがある人は相方はコントロールしやすい。
     力みよって力は一直線に流れるから それは、武道の摂理、わかっているのに脱力は難しい
    ・「君がここにいないよ。」 またOさんにいつものセリフを言われる(笑)=私が色々と出来ない技の事を頭で考え出すと、彼は大体いつもそう言う。 私の気?(エネルギー)が体の方に満ちて無いようです。
    前はチンプンカンプンだったんだけど、最近少しだけ、ほんの少しだけその感覚がわかってきた。爪の垢ぐらいの分だけ。
    ・もう全然、「自分の方から地面の下を潜って相方さんの下方から気を流す」とか言われても、全然わからない。
    これは、道場の先生もよく言う。うちの道場で合気道が上手な黒帯クラスの方達はこの感覚がわかってらっしゃる。ようで。。。

    私には、全然分からないから、タントラヨガ?とかのyoutubeとかであるようなチャクラ上昇イメージ(映像)しながら、意識を持って行ったら。" voilà! " (= ほらね!、それだよ〜!)って。 可笑しな事に、私にはその流れるイメージしかなくて、力を入れたりしていない、のに彼は転がった。?????
    自分の身体感覚とエネルギー感覚が同調していない。
    ん〜イマイチ。正直全然わかってない。
    " Don't think about it , Just do it ! Feel it !" 李小龍の名言 と同じ事言われた。 
    ふむ〜ぅ。水のように流れるエネルギーを自在に使えるようになったら私の世界観が変わるかもしれない。

    ーーーー
    普段は最初の段階は丹田力で相手を操作できるのだが、最後は腕の力に入れ替わってしまっているのが分かっている。胸の上あたりから、もう通らないの。ここが出来ない。これは数週間前にもHさんにお相手してもらった時にも同じように 相方を落とすところ、最後までエネルギーを持続出来ず、腕や肩の力に切り替わっていた。
    判断は腕の力だと、(多分 気?が)流れない。腕力は抵抗を生んで、引っかかる感覚がある。それは感じれる。だが、だからと言って私は、まだそれを瞬時に変えることができない。

    合気道の気の流れる道は、体の位置や腕、脚の角度とか小さい事が絶妙に組み合わさって、力の流れを作っている。電流が流れる導線のような道を作るのは、そんなに簡単なことではないように思う。
    どの要点も大切で、恐らくその数点が組み合わさった時に、あまり力を入れていなくても大きな力(技)が出るのだと思う。多分。理屈は。

    姿勢の問題 道場で上手な人の体位や姿勢をよく見て真似てみるのもありなのかな。今のところ、技の動きを覚えるのに精一杯すぎて、そんな余裕が正直全然、1ミリも無いのだけど、次はそこかな。

    最近は、道場の先生に、私の距離感や、腕や肩の力み、使い方などをたびたび指摘される。肩は脱力、約束の型でお稽古をしているとはいえ、技を出す前から、相手に「今から行きますよ」と見えすぎる動きは流石に武道としてありえない。以前に、格好が悪い=姿勢や武道の体位としておかしい。
    足の位置、体の向き、方向、腕の動かし方、手のひらの向き、等々その技に関係してくる全部が大事なんだ。

余談:
お稽古後、今日の先生のIさんと先ほどのOさんに、「(私)は考えないで動いている時には、すごくいい動きをするのに、頭で考え出して動くと途端にダメになるよね。考えないで動く、体得する。Feel it. Do it. おしゃべりしないで動く。」その話の最中やってきたIさんもその意見に同感らしく、
「いい中心を持っているのだから、それを信じて動いて。感じて。」と励まされた。
Feel it. Do it. 説明しても説明がつかない事もあるし、やっぱり感じで体得するのが早いと言う事だろうけど、言葉で理解するのが好きな私はどうしても思考に走ってしまい、ガチ。

Iさんに、「私たちは、日本人のそう言う感覚を大事にする事に憧れて、それを体得したいと合気道をやっているだけど、貴方はどう、そういう感覚わかるよね?」 「う〜ん、この道場で(は!)そういうやり方(コミュニケーションの取り方)してなかったな」と気づいた。

いや違う。ドイツに来る前の私はそうじゃなかった。感覚人間、フィーリング人間だった。以心伝心が好きだし。

ただし、私はこの国に来て、論理的に話して、説明して、納得してもらう 文化に参入してきた。言葉で言わないと伝わらない、意志表示じゃない。とまで言われ、以心伝心や雰囲気で伝える事で、何にも伝わらずに、どれだけ挫折してきたことか。(涙)

因果なもので、今更だけど、18年が過ぎて、ぐるぐる巡って、日本的な感覚が重んじられる場所?に辿り着いた?とふと思った。正直、道場でお稽古を一緒にしている合気道家の皆さん全員がそう言う感覚を持っているのか。と言うとそれは疑問なのだけど、少なくとも、数人の方達はそう言うセンスを持ってお稽古に励まれていると言う事を今日知った。

私にとって、「気を通す」と言う事が諸事情で難しいと言う別の理由もあるが、それは別テーマなので、まずは、言葉なしでもそういった「気(持ち)を通わせる」トレーニングを自分はしてみたほうがいい。
Oさんに「お稽古中おしゃべりしないで、動いてごらん!」て言われたので、次回からのお稽古から、口での対話じゃなくて、技、合気の技でおしゃべりする事に挑戦したいと思い。「よし!私あまり喋ったり質問しまくらないで、動いて感得してみる事に挑戦します!」って言ったら、Oさんに、「挑戦じゃなくて、”やる!”んだよ。」って訂正された。
やっぱ、気張っちゃダメなのね。ここでもだめだしされたわ〜。。
流れる水のように。。そうするればいいんだよ」
あぁ、これも李小龍だ。私も李先生好きだし、がんばろっと。



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