
企業のモラル
日経新聞を読んでいて、最近ビッグモーターの記事が目に付いたが、同じ損害保険業界で、カルテル問題も発覚していて、ここ数日その記事も気になった。
カルテルとは
以下、Wikipediaの引用だが、カルテルのイメージはこんなものだった。
カルテルまたは企業連合とは、企業・事業者が独占目的で行う価格・生産計画・販売地域等の協定を指す。また、公共事業などにおける競争入札の際、複数の入札参加者が入札価格や落札者などを事前協定しておく談合と呼ばれる商慣習もカルテルないし「不当な取引制限」であり、独占禁止法に抵触するだけでなく、刑法の談合罪で処罰される。
損害保険会社の今回のケースは、共同保険において、価格調整が行われていたことが独禁法に抵触しうるということで問題になっている。
今回、疑惑の舞台になったのは保険業法で事実上認められている共同保険だ。独禁法の適用除外と明記されているのは航空機事故や地震など限定的。巨額の支払いが発生しうるリスクを分担して引き受けるために認められているが、共同保険は事務の代理・代行の延長線で広がった商慣習だ。
金融庁はそもそも独禁法上の不適切な行為をしないことを前提に共同保険を追認していたが、今回、明らかになったのは独禁法に抵触し得る価格調整行為だった。
他の業界は?
素朴な疑問を持ち、身近な食品でこのような事がないのか検索してみた。
早速こんなケースが出てきて、いろんな業界で発生し得る問題なのだと思う。
身近といえば、私はチョコレートが好きだけれどその価格も何だか似たようで、こういうものはカルテルや談合にはならないのだろうか。
素人考えだと、保険と違って商品はいたるところで目の当たりにするから、他社と相談しなくても市場の価格を見て、自社の価格を決めればいいからだろうか?
でもそれだと、価格競争になった場合どんどん安くなってしまいそう。
この記事は削除するかもしれないのでその点ご理解の上この先お読みいただいただければと思います。
ここから先は
¥ 500
お読みいただき、ありがとうございます。 いいなと思ってくださったら、サポートいただけたら嬉しいです。 いただいたサポートは美術館巡りの活動費に使わせていただきます。