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温泉だけのつもりが、予想外だった奥多摩エリア、一泊旅(初日)

ただのんびり温泉に浸かる旅のはずだった。

思いの外活動してしまったので備忘録。

はとのす荘


なんでここに来ることになったのか。

春頃、7月の連休辺りストレスが溜まる頃、と母のショートステイを確保し一泊で行ける近場の温泉を探していた。

以前行って良かった日の出温泉とも思ったが、

せっかくだし違うところを、と見ていたら、おすすめに出てきたのが、奥多摩の風 はとのす荘。 

まだ先だし、後からキャンセルできるしとポチッと予約しておいた。


鳩ノ巣という地名は、聞いたことがあったけれど、全くノーイメージだった。

とりあえず泊まる場所は確保。

はとのす荘が鳩ノ巣駅から徒歩数分なのも選んだ理由。

着いたら温泉。
翌朝チェックアウトでそのまますぐ帰るというイメージだった。

その時はまだ鳩ノ巣駅がどのくらい遠いか知る由もない。

そして、その後母の骨折があり、母次第だったが、この連休は施設にいることになったから、私もキャンセルをしないで、そのままバタバタと当日を迎えてしまった。

鳩ノ巣駅

昼くらいに最寄りの鳩の巣駅に着くよう東京駅を出た。

中央線で青梅駅まで行き、そこで乗り換えて到着。

着いた時はものすごい人だったので
これは次の日の朝撮った駅

東京駅9:54発 中央特快青梅行にのり、青梅駅で乗り換えて11:46鳩の巣駅到着!

思った以上に遠かった!

東京って広いのね。

鳩見(お蕎麦屋さん)

着いて、お腹を空かせたままウロウロするのは避けたくそこは調べた。

とりあえず検索してヒットしたお蕎麦屋さんにする。

ここも鳩ノ巣駅から徒歩4分。

はとのす荘と反対側


ここを左に降りていき、
はとのす荘と反対側に歩くとすぐ
鳩美
ここで蕎麦を打っているのかも
細めの平打
コシは思ったよりない
ザルは深め
つゆは濃くて甘め

お客様はまばらだった。

サクッと食べてお昼は終わり、カフェでも行こうかなと、はとのす荘の方面に向かう。

カフェは入らなかった

当初、チェックインまでかなり時間があるから、喫茶店で少し時間をつぶそうと思っていた。


はとのす荘へ行く手前にある木古里という喫茶店のつもりだったのだけれど。。。

木古里ではないの?
なんだか今風
店の前のこのベンチに
着いた日は人が寝ていたのもびっくり

もう少しレトロなイメージだったので、迷いつつ寄らずにはとのす荘の方へ。

おそらく、私がポチッとした時見たのはこちら。

リニューアルしちゃったのね。

昔風がいいのに。
ここだけ、今風なのも微妙。

とりあえず奥に進む。

すると緑が深く、まさに渓谷!という風景が広がっていたのでカフェはやめて散策することにした。

鳩ノ巣渓谷をプチ散策

温泉だけのつもりで、当日の朝一瞬山のパンツやティンバーランドのブーツやTシャツで行こうかと思ったのだが、やめてワンピースにしてしまった。
救いは足元を革だけどラコステのスニーカーにしたこと。
白い靴をやめて本当に良かった!

本当に緑豊かでこの時は山の服でくれば良かったかも、と思う。

でも。のんびりしに来たのだ。
奥多摩ハイキングはまた改めて友達と来よう、と思い直す。

よく調べずにきたけど
良かったと思う緑の世界

ひと通り散策して、はとのす荘に向かうことにする。

緑と川の音に癒される。
来て良かったなぁと心が喜ぶ。

奥多摩の風はとのす荘へ

まあまあ急な坂を下る
外観は少し古い


この辺りからモダン
はとのす荘なのに?


少し早く着いたので、部屋にはまだ入れないが温泉は入らせてもらえた。

ロビーからの眺め
眼下にはネムの木
窓から見える色は緑のみ!

その後ロビーでコーヒーを飲み、まだ時間があったから、近場の熊野神社に行くことにした。

熊野神社

はとのす荘から徒歩11分

再び急坂を上り、

踏切を渡る
細い道を上っていく
ここはひっそりして
人もいなくて
時が止まったようだった
こんなところにも民家

登りながら進んでいくと鳥居が見えた。

とどめの階段

この上で、山を歩いてきた若者と遭遇し、ちょっとだけ山談義。

トムラウシを勧めておいた(笑)。

ここまで来たら、ちょうど戻ると部屋に入れそうな時間だったのでまた同じ道をてくてく戻る。

また坂を下り
このトンネルの手前で、
はとのす荘へ

ほとんど人に会わないので静かな場所だった。

夜は怖いと思う。

この滝のすぐ近くに廃墟

滝の近くにも廃墟となったホテルみたいなものがあり、ちょっと不気味だった。 

私は怖くてあまり近寄れなかった。

はとのす荘のお部屋


ツインを1人で使用。

細長い部屋
入り口のこのスペースは便利だった
ソファ
奥行きが狭いから大きめな人は
寛げない気がする
ここでもボーっとしていた
窓を開けていると
かなり川の音がする

ソファはほとんど使わなかった。

トイレとバスが別なのは良き。

ソファの横がバスルーム
トイレは入り口のすぐ左


浴衣は寝巻きにして、館内は、作務衣を着ていたがフリーサイズでウエストが大きすぎて、もう少しサイズ展開が欲しかった。

食事

前菜盛り合わせ
イタリアンとあったけど
日本的イタリアンかな
沢蟹の甘露煮
ジャガイモの冷製スープ
じゅんさい入り
右側の全粒粉のパンは美味しかった


パスタ
秋川牛 これは美味しかったが
お肉が多かった
ゴールドラッシュが甘くて好き
にんじんが柔らかすぎたのは残念
奥多摩の山葵が爽やか


お酒は、スパークリングと赤ワインとホワイトブランデー(大分県 安心院のもの)を飲んだ。

何故イタリアンなのかを聞いたら、鳩ノ巣にある他の旅館との差別化らしい。

以下、朝食。

卵がとろとろが嫌なので
残してしまう
サラダ
ドレッシングやや甘く
かかりすぎなのが残念

飲み物を取りに行かなくてもいいのは良かった。(頼むと運んでくださる)

温泉

ちなみに、はとのす荘の温泉の説明はこちら。

初日は3回、翌朝2回入ったけど、湯温が熱く長く浸かれなかったのが心残り。

あまり、温泉感がなかった。

素人だからなんとも言えないが、外湯は塩素の香りが結構した気がする。

このところ、トムラウシ温泉一辺倒だから、狭く感じてしまう💦
やはりあの天井の高さと外湯の開放感がよき。

きれいだったけど、狭いから窮屈に感じてしまった。

ただ人とそんなにはかち合わず、静かに入れた。

77歳のシニア女性


温泉で、露天風呂の扉が開かなくて困られていたので手助けしたことをきっかけにお話しした。

温泉が熱いわね、と2人とも足湯状態。
親2人と旦那様、3人を介護されていたそうだ。

旦那様はアルツハイマー型認知症になり、なかなか大変だったそうだ。

『いつお迎えがきてもいいように、だいぶ整理したの』とおっしゃる。

ここへはお子さん夫婦と共に来て、部屋を別にしているそうだ。

認知症で大声を出したり、徘徊したりは本当に大変そう。
それがないだけでも我が家は恵まれているんだと思う。

とりあえず、鳩ノ巣渓谷の初日はこんな感じで終わった。

夜の渓谷


ここまでで、かなり長くなってしまったから、2日目に続く。




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