色塗りと隙間読書

画像1 菩薩に色塗り。途中で脱落。久しぶりに「アンの青春」を開いて、冒頭他人の牛を売り飛ばすアン。こんな話あったかなぁと記憶曖昧。「アンの愛情」はギルバートを一度断るところが納得いかなかったなぁ。
画像2 あとは串田孫一の「若き日の山」。木樵の家族の暮らしぶりに驚く。山の奥で暮らし、奥さんも顔を洗わない、子供も髪をとかさない、など本当に?という超自然の暮らしぶりがすごい。でも、ニンゲン、何とでもなるのね、という気持ちにもなる。同じく串田孫一の「記憶の道草」。関東大震災の後の一月の地震の記録や戦争がひどくなり愛蔵書だけでも疎開させようとしたが、だめで焼けてしまった話など、本当に戦争で人命以外のものもたくさん失われた。隙間隙間に読むのにエッセイはやっぱりいい。

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blanche
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