3年前の美味しいものと、今の幸せに気づくこと。
さっき、ぼんやりしていたらiPhoneがこんなビデオを流してきた。
この画像、いつのものかすぐ分かった。
とても美味しかった牡蠣。
カブと牡蠣のクリーム煮。
京都のホテルオークラのレストラン『ピトレスク』で食べたランチ。
ピトレスクとは、「絵のように美しい」「注意を引き、絵に描きたいような」という意味。
当時そろそろ転勤(多分関東に帰れるはずとその時は思っていた)だから、今のうちに行きたいところに行こうと絶賛週末一人旅中だった。
京都、奈良、そして伊勢神宮に賢島。その他諸々。
特に京都に行かなきゃ!と絶賛京都祭りを一人で開催していた。
このビデオには私の自宅の一人ご飯も出てきて、懐かしい。
出てきた順に一部抜粋。
たいしたものを食べていない自宅ランチ。
バカラのシャンパーニュグラスも自宅に置きっぱなし。
モノは使ってこそ、なのに。
志摩観光ホテルはまた行きたい。
敷地内だけで十分楽しい。
たった3年前なのに、ものすごく昔に感じる。
美味しいものを、ゆっくり食べる時間、今もなくはないけれど、
首都圏以外で食べた数々の思い出の食。
友達や一人で、帰りの時間も気にせず、自由だった。
あの時の私はそのありがたさを分かっていただろうか。
きっといつか、今を振り返れば、
私はすでに幸せである。
この言葉は今日、くりすたるるさんから私に届いた言葉。
今私はすでに幸せである。
だから、今はあの当時の楽しみ方はできないけれど、今できる楽しみを味わおう。
いつか両親がこの世界からいなくなれば、この暮らしが愛おしく懐かしくなるに決まっているから。
明日は母がショートステイなので、前から友達と約束していた美術館に行く。
初めてのところで今から楽しみ。
しんどかった10月が終わる。
今月はいい月にしたい。
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