30年と朝の感謝

１９９５年の今日。
阪神淡路大震災だった。
地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

大学時代に仲良しで、上京して一人暮らしをしていた友達がいた。
よく彼女の下宿に泊まりに行って他愛もない話をしていた。

卒業後、彼女は大阪に勤務し、芦屋の辺りから通っていた。
そして震災にあった。

当時地震を知り、朝すぐに電話をしたが全くつながらなかった。

後から聞いたら家の中に物が散乱して電気もつかないし手足をガラスで怪我して大変だったらしい。

住む場所がなくなり、大阪の会社の寮だか？何かに移るもののいろんなことが重なり、彼女の同期が自殺したりして、心身を病んでいた。

その後、東京に転勤になった彼女は浜田山に住んだのだが、なかなか会えなかった。
彼女は地震のトラウマで電車などに乗るのが怖くなってしまったのだ。

だから会う時も彼女のお家や近くまで行った。

電車に乗るのが怖いと通勤にも支障が出て、彼女は退職して実家に戻り、その後結婚して実家の隣の県に住んだ。

今は疎遠になってしまったのだけれど大学時代は仲が良かったし、卒業してからも彼女の実家に泊めてもらって広島旅行したりと続いていた。

阪神淡路大震災の日には彼女を思い出す。

思い出させるから、地震の話はしなかったけれど、地震の直接な被害以外にもたくさん大変なことがあったらしい。なんだか怖くて聞けなかった。
先に書いた同僚の死が彼女の心に大きな傷を負わせたと感じている。

戦争も怖いが、地震も怖い。

昨日もいろいろあって、
仕事の後モヤモヤして、
感謝で終えるnoteが書けなかった。

今朝、無事に目が覚めて、
衣食住に不自由なく、
五体満足なことに、
心から感謝したい。

noteの世界で関わりがある皆様の無事に感謝。
もずきちさんの朝の月の写真に心洗われた、感謝。

明日は楽しみな予定を入れていた。

一昨日くらいまで、行きたいが心身休みたくて悩んだ。
でも行かないと後悔すると思うので行こうと思う。

夜予習ができるといい。

皆様もよい週末をお過ごしください✨

ヘッダーは、
瑞祥のかたち
皇居三の丸尚蔵館にて
見た作品より