津雲邸@東京都青梅市
前回良かったので、もう一度訪れた青梅。
今回は、チェックインまでの間に津雲邸に寄ってみた。
観光案内所で見たパンフレットで行ってみようと思った。
津雲邸へのアプローチ
津雲邸は、青梅駅から徒歩6分。
地図上、途中にある昭和レトロ商品博物館。
この前の通りを進んでいき、
少し降りて行くと左手に津雲邸がある。
靴は脱いでスリッパで邸内を見学する。
係の女性がとても丁寧に解説して下った。
津雲邸とは
津雲邸は、国登録有形文化財。
この邸宅は、住まいではなくあくまで接待用に建てられたものだそうで、随所に手間がかけられていた。
邸内
玄関左手に花頭窓。
邸宅に?と思ったが、仏具蒐集が趣味だったとのこと。
茶室
玄関から右手に進むと、茶室。
応接間
玄関から左手に進むと応接間。
千代田乃大奥
この部屋には本当にいろんなものがあった。
本
十返舎一九
武士を辞め、町人になった人。
浪費が過ぎて戒めの言葉。
他にもいろんなものが。
情報過多。
メモを取ればよかった。
2階
階段はお客様用と使用人用が用意され、客人と使用人が会わない工夫がされる。
ここは案内はなく、使用人の階段から降りてきたらまた案内を続けると言われた。
再び1階へ。
廊下
廊下奥右の部屋
美術館で香道の御道具を見る度、学びたいと思いながら奥が深そう。
西郷隆盛の好んだ言葉として有名。
もともとは、中村正直がイギリスの牧師で思想家のサミュエル・スマイルズの「自助論」を翻訳した『西国立志編』の中で初めて使われたもの。
青海夜具地のコーナー
廊下の左手には青梅夜具地のコーナーがあった。
柔らかな赤い色味が暖かい。
詳細はこちらに。
手触りも良く、このはこ哉さんでポーチを購入した。
早速使っている。
充電器とケーブル入れにしているが、糊がきいて柔らかいのにハリがあって手触りも良い。
なんと言っても天然素材。
もともと、レスポートサックを使っていたがふにゃふにゃして、出しにくく、その後ミッフィの巾着に入れていた。(それらはまた別の用途に)
ギャラリーはこ哉
津雲邸を出て、右手の坂を駅に向かい戻ると目の前にある。
係の方に青梅夜具地を見れたらいいのに、と話すと『坂を上がったすぐそこのギャラリーにありますよ。』
話をギャラリーに戻して。
ポーチを悩んでいると、奥からたくさん出してくださった。
とても親切なオーナーさん。
その後ホテルへ
ホテルに着くまでも、充実した時間だった。
春先にはお雛様の展示もあるそうで、機会があればまた見に来たい。
晩秋のよく晴れたお散歩日和。
楽しかった。
お世話になった皆様ありがとうございました。