旧大沢小学校〜タイムカプセルを開けたみたいな体験
行きたかった旧大沢小学校の見学をしてきた。
親友のお父様が保存会の会長さん?にお話をしてくださり、見せていただけることになったのだ。
ちなみに映画の金田一少年の事件簿のロケ地になった場所。
建物外観
当時は白いペンキ塗りだったが、南側は日当たりがよくペンキの色がなくなっている。
この旧大沢小学校は、建てられた当時のまま、なのがすごいのだ。
裏は庭が奥行きがないので斜めから。
友達がいた頃は二宮金次郎は別の場所にあった。
またこの二宮金次郎は二代目。
この水落としがあるのは、全国でここだけで貴重なものらしい。
旧大沢小学校のあゆみ
ここで、旧大沢小学校のあゆみを振り返る。
明治6年開校。
西暦になおすと1873年。
今から150年も昔のこと。
昭和58年閉校。
私の親友が最後の6年生だった。
タイムカプセル
親友が羨ましかった。
彼女が2年生の時の文集がすぐ出てきた。
そして、卒業制作。
こんなの、私の母校にはない。(と思う)
さらには、驚いたことに
『図書室の本の図書カードがそのままだから、探してごらん。』
会長さんに促され、伝記は読んだという彼女が、それこそ
二宮金次郎の本を取り出したら、その図書カードの一番最初に名前があった!
非常に感激した。
親友の学舎を見て、彼女が読んだ本の図書カードを見る。
そんなことが叶うんだ!
ちなみにその素敵な図書実はこちら。
建物の写真いろいろ
家庭科室の床は畳だった!
閉校時のメッセージ
彼女が卒業した時がこのメッセージが書かれた閉校の年。
それが今もなお残っている。
感動してしまった。
一般公開日
5月の連休中
8月お盆中
それ以外の日は、事前に問い合わせをしたら(5人以上)、見学できるとのこと。
ちなみに無料で見学できた。
【問い合わせ先】
佐久市教育委員会文化振興課文化財事務所
TEL 0267-63-5321
ちなみにじっくり見たら1時間では足りなかった。
中には資料館もあるし、会長さんが丁寧に説明してくださる。
時間に余裕を持って訪れてもらいたいと思った。