6月24日まで。皇室のみやび〜受け継ぐ美〜第4期もとても良かった!
とても良かったので、長くなっている。
写真だけでも眺めてもらえたら嬉しい。
皇居三の丸尚蔵館
詳しくは以下のリンクご参照。
この三の丸尚蔵館がリニューアルしたのが昨秋で、その開館記念展が『皇室のみやび』。
地元を離れていた時も、リニューアルしたら帰省して行こう!と思っていた。
(結果的に予定より早く戻ることになり望みは叶った。)
皇室のみやび
受け継ぐ美
昨秋から開催中の皇居三の丸尚蔵館開館記念展第4期に行ってきた。
行くかどうか悩んだが、やはり行って良かった。
東京駅から歩いて向かう。
この道筋の風景も好き。
第4期〜三の丸尚蔵館の名品〜
伊藤若冲の動植綵絵(国宝)
30幅のうち4幅。
老松孔雀図
諸魚図
蓮池遊魚図
芙蓉双鶏図
そして、
唐獅子図屏風(国宝)
右隻 狩野永徳
左隻 狩野常信
春日権現験記絵巻 巻一(国宝)
が目玉であろうか。
展示数は14。
展示室二つに分かれている。
じっくり見るのに程よい。
数々の名品
今時、検索すればいくらでも解説があると思う。
なので、足を運べない方への参考に以下撮った写真をただただ載せていく。
伊藤若冲 動植綵絵(国宝)
老松孔雀図の画面いっぱいの躍動感とは異なり静かな感じ。
酒井抱一 花鳥十二ヶ月図
人だかりという点では、やはり若冲の方が多かったけれど、私は酒井抱一が好き。
若冲はもちろん素晴らしい。
ただどちらか一つ、と言われたら好みはこちらの方かもしれない。
他の作品含め、酒井抱一は好きな江戸琳派を代表する絵師。
姫路藩主・酒井忠恭の孫。
ちなみに酒井抱一の一筆箋、2種類持っており愛用中。
春日権現験記絵
こちらは国宝。
粘葉本和漢朗詠集
でっちょうぼんわかんろうえいしゅう
今日、鹿児島の66歳のお友達からスターバックスのギフトをラインでいただいた。
お礼をすると、その会話の流れでなんとアマチュア無線の国家資格を取られたとのこと。
何が言いたいかというと、人生いつでも学べる。
こういう貴重なものを見ていると、
昔の文字が読めるようになりたいし、今一度日本のことも学び直しして教養を深めたいと思う。
(が、会社にはこの学びをしても認められないから会社用の学びをしないといけないから時間が足りない🥲)
高校時代に、李白、杜甫、白楽天て習ったし、私は意外と漢詩は好きだった。
学ぶなら、やりたいことを学びたいなぁ。
続いて、もう一つの展示室へ
唐獅子図屏風(国宝)
右手にどーんと、国宝の唐獅子図屏風が置いてある。
大きな屏風で迫力がある。
狩野永徳は、多くの戦国武将に高く評価され、織田信長が天下統一のシンボルとして建てた「安土城」(あづちじょう:滋賀県近江八幡市)、豊臣秀吉の「聚楽第」(じゅらくだい:京都府京都市)の障壁画を描いている。
迫力があったのに、写真にするとやはり伝わらない。
一応全貌も載せておく。
横山大観
ゆったりした富士山。
横山大観の富士山は他の期でも見たが、やはりいい。
明治宮殿豊明殿のために御下命を受けて描かれた作品で、大観が得意とした雲中の富士山。
思わず帰りに、富士山のシリーズの絵葉書を買ってしまった。
硯箱
この硯箱も美しかった。
見た徳川家より明治33年に献上。
水戸光圀所用と伝えられる。
閑庭鳴鶴・九重ノ庭之図刺繍屏風
高島屋呉服店
これは見たかった作品。
大変見事で、立ち去り難かった。
どのくらい完成までに時間を要しているんだろう。
とにかく美しかったのでたくさん写真に収めた。
並河靖之
七宝四季花鳥図花瓶
こちらも大変美しい花瓶だった。
並河靖之さんの七宝は好きで、
京都の並河靖之七宝記念館にも何回か足を運んでいる。
こちらにもぜひ足を運んでもらいたい。
場所はこちら。
この界隈は、
近代美術館
京セラ美術館
観世会館
細美美術館
と私の大好きが詰まったエリア♡
また行きたいなぁ、と懐かしくなった。
並河靖之さん推しの私としては、
ぜひ記念館も訪れてもらいたいなあと思った。
有線七宝の工程の解説もあるし、
他にも素晴らしい作品が展示されている。
購入品
年上のお友達に、若冲ファンが2人ほどいらっしゃるので、
若冲の葉書を購入。
たくさんあって迷い、今の時期なので紫陽花のものにした。
どうしても手ぶらで帰れない。
皇室のみやび
第1期から、見てきたけれど、
今回もとても満足した。
朝、起き上がれず目は覚めたものの、うだうだしていたが、行って良かった。
もう一回見に行きたいくらいだ。
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美しいものを見て、生きていきたい。
私の夢である。
旅行をして、
自然に親しみ、
音楽や能楽鑑賞をして、美術館巡り。
好きな本屋さんや図書館を見つけたら、そこでぼんやり過ごす。
ピアノを習ったり、歌も歌ってみたい。
ただただそんな生活。
憧れる。。。。。。
美術館についてまとめたnoteのマガジン。
表紙を今回の刺繍に変えてしまうほど、美しい屏風だった。。。