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高齢のお向かいさんと高齢の父


正直、介護のストレスの多くは父。

好き嫌いが多いから食事も苦労するし、他にも諸々本当に大変。

母以上に父とのやりとりが負担。

だけれど、離れて住むのもやっぱり心配なのだ。

今日は母の通院で、いつもの予約時間が取れず遅い時間になったら、その時が雷雨でものすごいことに。
とても母を連れて行けないので病院に相談したら家族だけでもいいとののと。

私1人で行ってきて、父のことも相談した。

先生に父のことも話をして、アドバイスをもらう。

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そして遡って昼間、朝洗濯したシーツや洗濯物を取り込んでいた。

ベランダから通りを挟んだお向かいさんが見える。

先日ここのおじさまが転んでひと騒動あったのだ。

ふと見ると玄関におばさまがいらっしゃる。
出かけるところか、帰宅されたのか分からない。

腰も曲がり、大変そうなので、たまにバス停から一緒になった時は荷物を持ってさしあげるようにしている。

弟も街中で見かけたら車で家まで送る(そのお礼にバレンタインにチョコなどいただいている。)などしている。

そんなお向かいさん。

私が諸々の洗濯物を取り込み終わってもまだ玄関にいらっしゃる。

背中がこちらだから、何をされているかよく分からない。

この暑さで、長時間はまずいかも。

気になって、家を出て声をかけた。

聞けば玄関の鍵がないという。
中におじさまはいるにはいるというけれど、転んでしまったら困る。

とりあえず、重たいリュックを背負われているから、それを預かり私が背負い直して、バッグの中身を見させてもらう。

愕然とした。
バッグの中、カオス!

シャルルジョルダンのナイロンバッグなのだが、

・様々な薬
・ティッシュ(バラバラのが大量と折れ曲がったポケットティッシュも大量)
・ウェットティッシュ多数
・飴多数
・いろんな小銭がいろんなところから出てくる
・生姜のパック(お鮨とかについているやつ?)
・ビニール多数
その他もろもろで、カオス!

途中でこのままでは無理だと判断し、
『ごめんなさい、要らなそうなもの捨ててもいいですか。とりあえず分けますね。』

とお伝えして、

ビニール袋の一つに、
チリガミやら要らなそうな古そうな飴などを放り込んでいく。

最初におばさまから、『いつもはここにしまってるの』と言われたポケットにはなかった。

次にメインの箇所。
やはりない。
ゴミを仕分けしながら、出てくる小銭は都度おばさまに渡す。

う〜、なんかベトベトしてる。
あとで手を洗うまでの我慢。

おばさまが『ないのよねぇ、私こないだもなくしたの』とか、
『ダメよねぇ』とか、『○○ちゃん、忙しいでしょう。』とすまなそうなので、

『大丈夫ですよ。問題ない。
落としてなかったら必ずありますよ。』
と励ましながら手を動かす。

私も暑い。
早く探さなくては。

3つ目のポケットをさぐる。
出てくるゴミを仕訳する。
また小銭。

すると、なんだか銀色のものが見えた。

『あ、これですか?』

『それです、あ〜良かった。』

キーホルダーが付いていると聞いていたが付いてなかった。

でもそれが鍵で入れたので、
最後に私が背負っていたリュックも玄関の中にお返しして、家に戻った。

玄関もかなり荒れていた😿

ここのお家も、子供は2人。

1人はM君で私の一つ上。
近所のCAちゃんの兄と同じ学年。
あともう1人はEちゃんで、妹。
学年は忘れちゃった。

たまにM君が戻っている。

ご近所さんに迷惑かけたら(かけられても私は平気だけれどやっぱり)申し訳ないし、心配だ。

そう考えると、両親と暮らせる間は暮らしたい。

そして、ご近所とも助け合いながら、過ごしていきたい。。

病院を出る時、
雨はすっかり止んで青空が出ていた

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