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2021年を振り返って


備忘として、1年をざっくりと振り返り。

タイトルの写真は、鹿児島でできたお知り合いの自宅から見えるという風景をお借りした。
こんな美しい風景が自宅から臨めるとは羨ましい。

意外と忘れていて写真やブログを紐解きながら思い出した。

1月

年末から帰省。
2020年に引き続き、京都に通う。

大好きな鳩居堂(京都)


ホテルオークラ京都の入舟 
美味しかった
松の内におさんをお伊勢参り


そしてお伊勢参り。
最後に好きなところに泊まり、好きなことをしてきたけれど名残惜しく、また訪れたい。

京都は行きたい場所になるべく行き、伊勢・志摩も好きな場所を訪れて、自分としては良い時間を過ごせた。

2月

同じく京都通い継続中。

思い立ったら行ける距離で、もっと行けばよかった。

鴨川
コロナもあって静かな京都を満喫

3月

異動が発表。
東に戻る気満々だったのに、どう歯車が狂ったのか南の、それもかなり南へ。

何故?
何故他にも社員はたくさんいるのに?
頭がぐるぐるした。

南が嫌なのではなく、介護があるから地元に戻してほしいということが叶わなかったショック。

コロナ禍だったけど、送別会もしてもらった。

いろんなことがあった場所。
思い出もたくさん詰まった土地。

セントレア空港
初めての鹿児島行き

不安とちょっぴり新しい土地への好奇心と東海地方を離れる寂しさやいろんな気持ちが入り混じったフライトだった。

4月

ともあれ、社命は断れず引っ越し。

新しい場所もまた素敵な土地だった。

レトロなきれいな街並み、でも必要なものは揃う程よい都会。 

市電の音も懐かしい感じで、初めて来たのにとても懐かしい感じがした。

不思議なのだが、鎌倉と札幌と鹿児島と京都はものすごく昔ここにいたことがあるという感じがするのだ。

何の共通性もない場所だけれど。
東海地方は良いところだったけれど、そこまで郷愁を感じることはなかった。
京都と北海道、そして鹿児島は来たばかりなのに不思議とここに来て良かったと思った。 

歓迎会のきびなご

4月は知り合いもなく暇なため、荷解きが落ち着いたら仙巌園によく通った。
薩摩切子も早速買った。

一番最初に買った薩摩切子


仕事は慣れないこともあり忙しい。
ストレスも多かったはずだが気が張って気づいていない頃。

今や行きつけとなったお鮨屋さんを見つけたのも4月。

ゴールデンウィークは帰省。
朝早めの天文館は人がいない。
空港までは天文館から高速バスで向かう。

初の帰省。バス停などもよく分からずとりあえず下見をした覚えがある。

早朝の天文館

5月

霧島神宮、高千穂、鹿児島神宮など霧島方面に行った。
仕事も忙しく、記憶があまりない。

霧島では、中学時代の恩師に再会する。

さわやかな晴天で気持ちがよかった
鹿児島神宮にて鳩笛を購入


6月

母が自宅で転倒し、骨折&入院。

・自分の引っ越し
・周りが変わる
・仕事も変わる
・母の心配
などストレスフルな日々が続く。

仕事は相変わらず。

あまり気持ちに余裕もなく、遠出もしなかったけれど街中の紫陽花がきれいだったのを覚えている。

おそらく2ヶ月が経過して、南の果てに1人なんだなあ、と改めて孤独を感じた頃だと思う。

7月

仙巌園近くのスターバックス。
この時は撮影だけ。別の日に一度利用した。

美味しい老舗のお店のランチを楽しむ。
ここは気に入ってリピート。

老舗の和食 鯛のおぼろご飯と小鍋


開聞岳を見に行く。
そして、開聞岳を臨む絶景温泉にも浸かる。
最高だった。

開聞岳 
別名、薩摩富士という名にふさわしい美しさ


とても良かった。
日本最南端の駅にも行った。

これであとは最西端の駅を残すのみ

そして帰省する。
母には会えずだが、病状や8月の帰省の打ち合わせなどをしてきた。

7月のフライト

仕事ではある決断をする。

それから、照国神社で御朱印をいただく。

日本の国旗は薩摩が発祥らしい。国旗祭。

8月

帰省が唯一の楽しみ。

仕事はますますストレスフルだった気がする。

8月も残業。
帰り道に何となく撮った街中にあるこんな銅像。

入院している母にようやく会える。
県外からの私に面会させてくれた病院に感謝。

帰省時に久しぶりに曜変天目と対面(三菱一号館美術館)

友達と行った美術館がとてもリフレッシュできて、ありがたかった。

9月


退院が近い母の今後のこともあり、帰省。
病院に行ったり、実家の母の世話をする部屋を整えたり、ケアマネージャーさんと打ち合わせしたり、なんだか慣れないことが多かった。

仕事は忙しいし、帰省は疲れるしで、ストレスフル継続。

鹿児島からの帰省に少しずつ慣れた頃 
富士山とこれは大島?

常に体が疲労感。
年度はじめからの残業も多く、そちらの対策も必要。

10月

あまり記憶ないが、この頃か9月くらいに小林正観さんの『ありがとう』の話を聞く。

大好きな喫茶店は初めて行ったのがいつだか分からないけれど、毎週顔を出している。


『ありがとう』を唱え始めた月かも。
あまり覚えていない。

美味しい和食の店にようやく行ける。

日本酒のラインナップもいい感じの和食のお店
鹿児島の街並みがきれいで癒される


夕暮れの鶴丸城



美山に行ったのもこの月だろうか。
楽しくて、朝から午後までいて大満足。

沈壽官へ とてもよかった
菊足のシリーズ いくつか購入


十二代の沈壽官作品が素晴らしい。 

鹿児島は、自然も豊かだし、歴史もあり、そういう点で私が大好きな要素がたくさんある魅力的な土地だ。
大袈裟だけれど、来るべくしてこの土地に来たのかもしれない、なんて思い始める。

あと、千住真理子さんのコンサート。

告知があった7月から心待ちにしていたコンサート
本当に行って良かった



そして、初めての桜島上陸。
家から徒歩20分ちょっとの港からフェリーでたったの15分200円。
ものすごく近かった!

車なしでも十分楽しめた。

引きこもると、どんどん落ち込む気もして、週末はここでしかできないことをしなくちゃ、と思い始めた頃。

11月

再び美山に行く。

仙巌園の菊まつりも行って、近くの世界文化遺産も見てきた。


そして長めの帰省。

母が退院後の実家。
ものすごく大変でどっと疲れた。
慣れないから、母と一緒にリビングで転び、手と足は痛いし、父には怒られ、へとへと。

たまに帰ってこれだけ大変なのだから、父の毎日が心配になるし、よくやってくれているなと頭が下がる。

そして『ありがとう』を唱えたばかりなのに、いい出会いが増えて、何となく日常が好転している気がしてくる。


12月


人との会食が多かった月。

夏くらいまで、こんな年末になるなんて予想だにしなかった。

新しい出会いと共に予定が増えて、意外に忙しい週末の師走となった。

ふぐが美味しかった


誕生日もあり、忘年会あり、家から見えるホテルに泊まり、そして帰省。

旧交もあたため。

前の場所でお世話なった方へ焼酎をお送りしたら、牛になって戻ってきた。

ここのお肉は本当においしい

前の場所では疲れたら土日一歩も外に出ないことも普通にあった。


でも、今はなるべく外を歩いて、いろんなものを見て、どんよりないようにしている。

街並みはきれいだし、歩くことで運動不足も解消できる。

10月以降とにかく忙しくて、あっという間に12月が来てしまった。

終わりに

今年は大きな環境変化があった。
住む場所も仕事も変わり、家族にも変化があった。

ざっと振り返ったけれど、ここには書ききれない経験もたくさんした。

自分なりに苦しいなと思った時期もあった。
前半はやはり慣れないから、辛いことも多かった気がするし、特に夏までは悶々としていたと思う。
でもそのうち、周りに恵まれて、楽しいと思う時間も増えてきた。

今年は能楽も美術館もコンサートもあまり行けなかったから、2022年はもっと芸術に触れる機会を持ちたい。
あと旅行も復活したいし、学びの時間も増やしたい。

やれること、やりたいことを一つ一つ叶えていこう。

1日1日の積み重ねが、私の暮らしとなっていくのだから。

そして、家族や友達との時間も増やしたい。
欲張りかもしれないけれど、一度しかない私の人生、前を向いて諦めずに歩みを進めていきたい。

そして、2022年の大晦日も心穏やかに、充実した心持ちで迎えたい。

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