DIC川村記念美術館/閉館までの時間を大事にしつつ存続して欲しい気持ちが諦められない
2025年1月の休館が少しだけ延びた。
今朝、なんで心がモヤモヤするんだろうって思ったら・・・やっぱりDIC川村美術館が閉館することが悲しいんだと思う。
昨日友達と足を運んだ。また行く予定。一人でも。
運営方法が変わる前に予約していたからランチが12時半に予約できていた。
お茶室は行ってから予約して11時15分から入れた。
10時半に着いて、16時20分のバスで美術館を出たが時間が足りなかった。
次に行くときはもっと早くいこう。
今の企画展はこちら。
お茶室で食べた和菓子はこの鬼灯をモチーフにしたもの。
DIC川村美術館は建物の構造も好きなのだ。
いつまでもあると思っていて、地元に戻りいつでも行けるからと足を運ぶのが遅くなったことに後悔。(車で行く方が楽なのでなかなか機会がなかったのだ)
やっとこの夏に行けたと思ったらその直後に閉館のニュースだった。
今回の鬼灯も、他の西川勝人さんの作品「静寂の響き」は”よく分からないもの”が苦手な私でもなんだかよかった。
この空間(Instagramご参照)も好きで手前にある椅子でゆっくり鑑賞。
友達とどの色が今日の気分か、なんて話したり。
ちなみに友達が私のイメージだと言った色は、左から2列目の一番下。
「秋」という作品はほのかに作品から香りが漂っていた。
大きいの正方形が床にありその上に淡い黄色の濃淡のポプリ?みたいなものが敷き詰められ、確かに「秋」。
美術館の雰囲気はインスタグラムや美術館のサイトで是非見てもらいたい。
有名なロスコルームも堪能してきた。
若い頃はよく分からなかったし、今も理解できているのかと言われれば難しい。
ただ、昔より「抽象画」の苦手意識は格段に低くなった。
昔の私には大きな赤い絵だったロスコのシーグラム壁画。
今はこの中に好きな作品もできた。
実際のロスコルームは照明は抑えられ、薄暗くそこにシックな深みのある赤い大きな壁画が飾られている。
部屋の中心にソファがあり、ゆっくり座って鑑賞できる。
私が好きなのは写真の右手前のと写っていない側の作品。
常設展も保有している名画が楽しめる。
モネ、シャガール、ピカソ、レンブラント、ユトリロなどなど。
先日と少し変わっている作品もあり、ありがたい。
リンクがうまくいかないが、美術館のサイトの『今見られるコレクション』で確認できる。
この美術館と過ごせた私たち地元住民は幸せだったんだなあと思う。
美術館の中に入らなくても庭にはしょっちゅう遊びに行っていた。
両親も友達も。
美術に興味がない人たちも行っていたと思う。
みんなに愛されていた美術館だ。
とりあえず昨日行った写真を思い出に載せておく。
なくならないで欲しい・・・けれど今のDICの経営状況からすると難しいのかもしれない・・・。
もっと早くになんとかならなかったのだろうか・・・。
(運営を会社と切り離して欲しかったけれど無理だったんだろうな・・・)
東京駅からもバスが出ている。
もし行ける範囲の方がいらしたら、是非に。
今母がうとうとしている。
これから、家事の合間に昨日買った絵葉書で友達にお便りをして、午後は母がお昼寝をしたら読書タイムか自分も寝たい。
貴重な日曜日。
皆様もよい1日になりますように。