箪笥の肥やし、再び。一眼レフのこと。
昔から一眼レフが欲しいなと思っていた。
やっぱり欲しいものはすぐ買った方がいい。
その方が長く使える。
『使いこなせないかも』なんて思って買うまでに結構時間がかかった。
今は亡きSと一緒に買いに行った。
Sは言った。
『重たいから、ミラーレスでいいんじゃないの?』
『ミラーレスにして、やっぱり一眼レフが良かった、ってなるとまた買わないといけないし。』
という私。
(Sはいつも正しく、重くてご無沙汰にしてしまったのだ。)
お店の人にも要望を伝えていろいろ迷った。
結果その時に購入したのがこちら。
本当はこれよりもう少し良い?ものと迷ったがそれはもっと重たかった。
まず、NikonかCanonで迷い、あとは当時山に登っていたから、登山に適したもので富士フイルムのものも候補だった。
買ったのは10年くらい前だから今の一眼レフ事情は分からない。
迷った挙句、Canonになった。
長く使えるし、使うつもりだったから『それなり』のものを買いたかった。
Sは正しく、やっぱり重たくて。
近所で花の写真を撮るくらいならいいのだが、出かけた時はいつも撮る時以外は彼に持ってもらった。
カメラマンにアシスタントがいるのが分かる気がした。
アシスタントSが居なくなってから、山も行かないし、重たいしで一眼レフは箪笥の肥やしとなった。
この春。
また写真を撮りたくなった。
もう高い山に登ることはないかもしれない。
Sとの最後の高い山登山だった。
一眼レフのバッテリーが充電し終わり、中身を見たら当時の思い出で、胸がギューっとなった。
来月の北海道行き、一眼レフを持っていくか悩む。
かなり重たい。
花を接写するにはマクロレンズがいる。
望遠レンズと2本持ちは重たい。
迷っている。
そして、そもそも使い方をすっかり忘れていた。
箪笥の肥やしにしている間に、iPhoneも機種変更2回。
昨日はアプリで、カメラとの接続設定をし直したところまで。
とりあえず説明書をさらおう。
今年は一眼レフ復活できるだろうか。