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ミリオンライブで隙あらば自分語り②グリマス編


グリマスとは?

グリマスとは、GREEで配信されていた「アイドルマスターミリオンライブ!」というソーシャルゲームの通称である。
このゲームを長らく遊んでいたのだが、2018年3月19日にサービスを終了した。
サ終の時には、一緒に楽しんでいた友達と「あれは愛すべきクソゲーだったんだよ!!」と悲しんだものだ。
今回は、そんな愛すべきクソゲーの思い出を書こうと思う。

グリマスはじめました

最古の記憶

グリマスで初めてプレイしたイベントは、2014年10月下旬に開催された「激動!アイドル警察24時」というものであった。
私は三浦あずさが好きなのだが、このイベントではあずささんのカードが簡単に手に入るのだと、友達からすすめられたのだ。
ゲーム専用アイテムが始末書だったことに笑った記憶がある。

おっとり巡査部長

私のグリマスは、婦警さんの格好をしたあずささんと、大量の始末書から始まったのだ。

アイドルとの触れ合い

次にグリマスで遊んだのは、2014年12月下旬に開催された「年越し!アイドル美食グランプリ」というイベントであった。そのイベントで、三浦あずさが上位報酬だったのである。
このイベントはプライベートレッスンという形式のイベントで、カードを使わないものであった。
高額なカードが不要であるイベントなら、初心者でも十分に戦えるのではと甘い目論見で参戦することにした。

このイベントは、あずさ・美也・歩が料理対決をし、貴音が審査するという物語であった。
そして、このプライベートレッスンという形式のイベントは、ひとりのアイドルと対話を繰り返し、物語を進めていくものであった。
おかげで、あずささんだけではなく、美也や歩というミリマスの子たちの理解を深めることができた。

宮尾美也は鯛エビさんというクリーチャーをつくっていた。

上記のサイトから美也との会話を見ることができる。
美也はウケ狙いでやっていない。いつだって真剣だ。
そして、クリーチャーを作って焦る様子もない。なんだったら、あずささんや歩の料理を楽しそうに応援している。のんびりとしている子だ。

舞浜歩は、見た目も作っている料理もアメリカンだ。

会話を見てみると、歩が大きなパティを調理するのに苦戦しながら、色々と試行錯誤をしている様子が伺える。容姿や口調はアメリカンだが、努力家で根が真面目そうだ。そして少しドジっぽそうだ。

多分だが、当時の私も、似たような感想を抱きながら遊んでいたのだろう。
グリマスは、ゆるくイベントで遊ぶだけでも、様々なアイドルのことが知ることができる面白いゲームだった。

因みに、このイベントで上位入賞が出来ず、あずささんは手に入らなかった。
どうしてもあずささんが欲しいと、決死の思いで500円か1000円ぐらいの課金をした記憶がある。多分これがソシャゲで初めての課金だったのではなかろうか。
しかし上位の壁は厚く超えることはできなかった。

でも、これで嫌になってグリマスをやめてはいなかったようだ。これ以降のイベントから全て遊んだ記憶があるからだ。
2ndライブの日程が近いこともあり、色んな楽曲を聞いて楽しんでいる頃でもあった。すでにミリマスにハマって抜け出せなかったのだろう。

グリマスで遊んで彼女たちの魅力をどんどん知っていき、たくさんの素敵な楽曲によってアイドルとしての魅力に触れ、ライブでアイドルたちと出会う。
この頃はそんな風にミリオンライブの世界にどっぷりと浸っていたのだ。

ミリマス楽しい!

日常にグリマスがあった

2015年4月に行われた2ndライブを切っ掛けに、毎日グリマスで遊ぶようになった。

黒井社長を海に投げ込んだり。


茜ちゃんが茜ちゃんを背負いながらサンバしようとしたり。

そんなふうにグリマスでアイドルと過ごしていた。

三人の担当アイドル

今見ると、朋花に何を言わせてんだとプロデューサーに殺意を覚える

画像はグリマスのホーム画面だ。
グリマスでは3人のアイドルを選んでホーム画面に表示させることができた。ホーム画面が劇場という設定だ。
アイドルの後ろに恐竜がいるが、これが765プロの劇場である。

3人のアイドルを選び、その子達をプロデュースしていくというのがグリマスでの遊び方だ。
私は早い段階で、天空橋朋花、ジュリア、三浦あずさを担当アイドルにしていた。
理由のひとつとして、属性を揃えたかったからというのがあった。この頃はVo・Vi・Daという属性で分かれていた。属性を揃えたほうが育成の効率が良かったのである。
三浦あずさがVoだったから、Voで揃えた。
もしかしたら、三浦あずさがViだったら徳川まつりと宮尾美也が、Daだったら北上麗花と百瀬莉緒が担当アイドルだったかもしれない。

イベントで勝利していく

初めて獲得した上位報酬は、2015年8月に開催された「怨霊!アイドル肝試しホテル」のジュリアだったと思う。
亡くなってしまった有名な女性歌手に、ジュリアが取り憑かれてしまうという物語だ。

在りし日の歌姫 

このカードは、幽霊に取り憑かれている状態のジュリアだ。このカードのセリフからも読み取れる。
『…胸の奥から、あたたかさが溢れてくるの…きっと、貴方のおかげね…? 体、お返しするわ。これからも、この子を大切にしてあげてね…。』
幽霊がジュリアを返してくれた理由も好きで、お気に入りの一枚だ。

2015年10月下旬に「ようこそ♪聖ミリオン女学園」 というイベントが開催された。これはミリシタにも実装されたので、物語は割愛する。
このイベントの上位報酬は三浦あずさだった。私にとってリベンジ戦がきたのだ。

秘密の花園

悲願のあずささん上位報酬を手に入れられた。

このジュリアとあずささんのイベントは、カードが不要だったため、事前にアイテムを備えておけば十分に上位入賞することができた。
この時点で、アイテムを備えられるぐらいに熱心に遊んでいたようだ。

全国ツアー

この頃のミリマスは、全国ツアーがメインテーマであった。
ゲームのメインシナリオでもアイドルは各地に飛び回り、CDのジャケットも各地の観光名所になってて、3rdライブでは実際に各地で行われた。

グリマスでアイドルは全国各地に飛び回っていた。上方エリアでライブを行うというテーマで「飛翔♪エアポートライブ」というイベントが開催された。
その上位報酬に、天空橋朋花が選ばれたのである。

エレガントステップ

可愛すぎる……。

そしてこのイベントでは、上位報酬が二人いて、もう一人はエミリーであった。

想いをはせて

強すぎる……。

このイベントでは、手持ちのカードデッキを戦わせるものであり、ある程度の廃課金者ではなくては上位入賞することができなかった。
しかし、この時の私は、課金してガチャも回していて、上記の上位報酬もあり、手元には十分に戦えるカードデッキがあった。
このイベントはめちゃくちゃ頑張って、見事朋花とエミリーを獲得した記憶がある。

話が少し逸れるが、この頃のグリマスのスクショはあまりない。
ただ、この時のスクショが一枚だけあった。

これはイベントとは別に、エリアごとにファン数を増やしてランキングで争うというものだったと思われる。
イベントを走っていたからSランクになれた。それが嬉しかったのだろう。これだけがGoogleフォトの奥底に眠っていたのだ。

3rdライブ

3rdライブは、2016年1月31日に行われた名古屋公演から始まり、2月7日に仙台公演、3月12〜13日に大阪公演、4月3日に福岡公演、そして最後4月16〜17日に幕張メッセで公演を行った。

スパンが短すぎる!!福岡公演と幕張公演なんて2週間しか空いてないんだが!?
当時は何も思わなかったけど、全部の公演を巡ったプロデューサーは化け物なのかな!?

この3rdでは、37人全員がライブに出演したので、当時は大いに盛り上がったものだ。

4/17(日)海浜幕張駅構内にて撮影

写真を見るに、千秋楽の日に海浜幕張駅に行ったようだ。
多分だけど、幕張には記念に行っただけで、ライブは映画館のライビュで見た気がする。

この公演で記憶に残っているのは、Smiling Crescentを麻倉ももと藤井ゆきよがデュエットで歌っていたことだ。ゆきよさんが物凄い嬉しそうに歌っていたのに、トロッコによって二人が引き離されていく様子に笑いが起きた気がする。
田所あずさとMachicoがアライブファクターをデュエットで歌ったのも盛り上がった。
そして一番記憶に残っているのが、最終ブロックのセトリであった。

可奈のオリジナル声になってから、志保の絵本へバトンタッチがされた。この流れがすごく良かった。
天さんが歌う絵本にとても感動した。歌詞に書かれた志保の心情と、天さんの歌声が、あまりにも合いすぎていた。

未来飛行では、ステージのポップアップによって、ぴょん吉が勢いよく飛び出した。前傾姿勢のまま「いっくよー!」という掛け声と同時に音楽が始まった。
未来のソロ曲は素敵なキセキが強すぎて、未来飛行はあまりピンとこなかったけど、このライブで未来飛行が大好きになった。
そして山崎はるかと田所あずさのハルカナミライがね!!強すぎる!!

業務連絡では、4thはあの武道館で開催されると発表されて、大きな歓声が上がった。そして伝説のありがサンキューによって、3rdは大団円で幕を閉じたのであった。

暗雲が立ち込める

変わらない日々

以前と変わらず、私はグリマスを楽しく遊んでいた。
しかしだ。世間ではスクフェスやデレステというアプリでのリズムゲームが流行っていた。
ミリマスは相変わらずグリマスでポチポチやるだけで、低迷した雰囲気が流れていたと思う。

当時の私も、スクフェスやデレステを楽しんでいたけども、私にとってアイドルは朋花だったから、変わらずグリマスを楽しんでいた。

朋花と京都で扇子を探し回った
バレンタインで朋花からお手紙を貰えた
ガチャで朋花の水着を獲得!

2016年10月に開催された「秋を満喫!ミリオンオータムフェア」は、チョコイベントという形式のイベントで、50人全員のセリフが用意されていた。
このイベントでは皆がそれぞれ秋を楽しむのだが、朋花はかぎ編みを嗜むことになった。

朋花のかぎ編み欲しい
朋花の人形欲しい!!!!!!
だから自分で朋花の編みぐるみを作った

2017年2月にはリリイベに当選して横浜にも行った。いの一番にRaise the FLAGのコールを味わえたし、待ちぼうけのLacrimaが原曲そのまま口から出ていることに驚愕もした。

楽しそうで何よりである。

4thライブ

2017年3月、武道館で4thライブが開催された。

実はこの頃、ミリマス界隈はかなり重い空気が漂っていた。
グリマスのサービス終了の噂が飛び交い、ミリオンライブ自体のコンテンツ終了の噂すらあった。武道館というゴールを迎えて、コンテンツを終わらせるには丁度いいだろうなんて言われていた。

4thライブでは、1日目だけ現地のチケットがとれた。重い雰囲気の中、友達と武道館へ向かった。

そんな重苦しい雰囲気を吹き飛ばすように、武道館にサンリズム・オーケストラ♪が響き渡った。
プロデューサーたちはいつもと変わらず元気にコールをして、コンサートライトをアイドルに振っている。
自分もそうだった。目の前のアイドルに夢中になって、それ以外考えられなくなった。

話が少し逸れる。
歌詞の一部分で「あと5センチ大きく踊ったら また違う景色キミと見えるのかな?」という部分が大好きなのだが、ミリシタのコミュでここを採用してくれたのが今でも嬉しく思っている。

アニマル☆ステイション!では、ずっと待ち望んでいた育Pが歓喜し、獣たちが咆哮を上げた。その咆哮に、会場が足元から揺れて、ビリビリと震えたのを覚えている。

創造は始まりの風を連れてが流れると、舞台が暗くてよく見えなかったが、今日いないはずのこっこちゃんの歌声が聞こえてきた。
なんとサプライズでオリメンで歌ってくれたのだ。1日目だけで今回はこっこちゃんと会えないなーと思っていた私には嬉しいサプライズであった。

2日目と3日目は、映画館のライビュで見た。
個人的にはクールでカッコいいBlueMoon Harmonyが好きだ。
星屑のシンフォニアでは私もつられて泣いてしまった。

3日目、この日は色んな意味で緊張感があった。 

ライブの内容としては、最終ブロックが強かった。
ジレるハートに火をつけてでは、空いた場所にあたるスポットライトに、皆が号泣していた。ゆきよさんのMCに再度泣いた。

ライブは楽しかったが、ライブの終わりが近付くにつれて、緊張感が増していったと思う。もし業務連絡で何もなかったらと気が気でなかった。

この時、もう情緒がめちゃくちゃで記憶があやふやなのだが、多分、君との明日を願うからの後、暗転してから画面に高木社長が現れて「後は彼に説明を任せよう」と言って、ガミPがステージに立ったんだと思う。
プロデューサーたちはガミPの登場に、いつものように変態コールをしていた。強い。
何を言っていたかは覚えていない。「信じてついてきてほしい」みたいなことを言った気もする。
ガミPがステージから退場すると、画面に映像が流れ出した。

アイドルマスターミリオンライブ シアターデイズの告知映像だった。
大きな歓声が上がった。その声が、なんだか震えているように聞こえた気もした。
私は号泣で視界が不明瞭だったけど、3Dで動く未来たちを必死に見つめていた。

その後、アイドルヒーローのアニメが流れるし、新曲のBrand New Theater!が流れるし、最後にはステージの画面に3Dの田中琴葉が踊りながらThank You!を歌うものだから、感情の整理をつける暇なんてなかった。

ライブが終わった。私は泣きすぎて映画館の座席から立ち上がるのに時間を要したことを覚えている。

そしてサ終へ

4周年イベント

今まで周年イベントは走ってなかったが、1度くらい走ってみたいと思い、初めて周年イベントを頑張った。
結果的にはこれがグリマス最後の周年イベントだったので、走って良かったと思っている。

周年イベントは、プロデューサーたちの総獲得ポイントで、得られる上位報酬のカードの数が変動した。
見事、周年イベントの上位報酬を獲得した

ミリシタ配信開始

2017年6月29日にアイドルマスターミリオンライブシアターデイズが配信された。
アイドルたちが歌って踊っていた。私に話しかけてくれた。嬉しかった。夢中になってミリシタを遊びまくった。

この頃から、グリマスの方で、復刻イベントが増えはじめる。
でも私は、ミリシタで遊ぶのが楽しくて、グリマスの違和感に全く気付かなかったのである。

サ終告知

2017年10月、グリマスがサービス終了が告知された。
驚いて、悲しんで、落ち込んだ。
この頃の記憶はボンヤリとしている。

思い出をふりかえる

グリマスの思い出をスクショとともに振り返る。

朋花の親愛度

親愛度を上げると専用ボイスが聞けるんだけど、何だこれ!!??家族に迎える!!??朋花ちゃん!!??

劇場

プロデューサーのレベルが上がると劇場がグレードアップしていく。

ゆんこんさんのポストを参照するが、手作りのぶどーかんから、最終的に宇宙へと飛びだすのだ。途中経過も色々とおかしいので、興味がある方は下記のサイトを見てほしい。

カジノみたいになった時は志保も苦言を呈していた。
志保が正しい。
例え宇宙へ行っても美也はマイペースだった

トップアイドル

サ終前に、何かやり残したことはないかと、色々とスクショしたりした。
最後にこの3人でトップアイドルにもなった。

アイドルマスターの称号を得た
ぶひ〜!

最後のカードデッキ

Voで固めたデッキ
攻撃値と守備値が逆転するシステムがあったので、それ専用のデッキ。
このシステムは賛否両論だったと思う。

小籠包

最後のイベントは「Dead or Alive!ミリオンアドベンチャー」というものだった。
ミリマスのアイドルたちは、本当はアイドルではなく伝説の存在であった。伝説の小籠包を集めていき、元の伝説の存在に戻るか、それともアイドルを続けるか、選択を迫られるのであった。
こんな物語なんだけど、私も自分で何言っているのかわからないので、詳細は下記のサイトを確認してください。

2018年3月19日

グリマスがサービス終了する。私の最後のスクショはこれだった。

腕を組んで下さいますかと、朋花が言ってくれた。そのぐらい近くで、最後までそばにいてくれた。

総括

この記事を書いたのは、私にとっての手作りのぶどーかんを、形にしたかったからだ。

ミリシタの方は書くつもりはないけど、第二幕を観たら、もしかしたら書きたくなるかもしれない。

もしここまで読んでくれた方がいましたら、心から御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

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