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blanc bleuが生まれました。

2021年7月。
蝉が井の頭公園の方向から、寝ぼけた声で鳴き始めました。
夏です。

「コロナ渦」という言葉が耳に慣れきった
緊急事態宣言第4回目、真っ只中の東京都三鷹。

街の人通りは少なく、どこか寂しさを感じる。
それでも街は動き出す、人も少しずつ動き出す。
何かが終わった分、何かが生まれる。

そんな夏の三鷹八丁通りに
blanc bleuは生まれました。

新しく生み出すこと
そして続ける、継続することは
どんなジャンルでも皆平等に痛みが伴うものだと
だから、すごいことなんだと
少し生きてきたので、少しだけ分かりました。
(生意気は言えるうちに)

blanc bleuを作り出した人こそ
22、3歳という若さで吉祥寺の地にお店を作り
2024年10月で40周年を迎えようとしている

「ダメ・オ・パタカ」
シェフのKITAHARA YOUHEI

ここでは敬愛を込めて「ようへいさん」とお呼びします。

来年で40周年。
吉祥寺でお店を営み40年。
なんという継続力でしょうか。

逆算をしていただければ大体の年齢は察していただけると思いますが
こっそりと胸の内に秘めておいてください。

地元の洋食店がここにある。
なんだかほっとします、地元のお店という響き。

ようへいさん、お料理からも伝わってくるほど
とても人が好きなんだと思います。
三鷹八丁通りに軒を連ねる飲食店は

ハンバーガー屋
おでん屋
おばんさい屋
居酒屋
スナック
小料理屋
洋食店

いろとりどり。
各店舗の店長、スタッフは
料理で人を笑顔に。
人と料理好きな熱い人ばかり。
八丁通りを盛り上げよう!と切磋琢磨しています。

ようへいさんはそんな後輩をみて
俺もやるぞ!と、より一層元気になってしまったのかもしれませんね。

いつか八丁でお店を。
その願いが叶ったのが2021年だったというわけなのですね。


blanc bleu
フランス語で 白と青。
何故この名前にしたのか聞いてみたところ
「白と青が好きなんだよ。」

さすが、サムライジャパン。
単純明快でした。

人と繋がり、人と作っていく
そんな想いで作られたお店
深夜の小さな洋食店のお話でした。

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