映画「ハニーレモンソーダ」で魅せた存在感。

 映画「ハニーレモンソーダ」を観ました。四回です。同じ映画を四回観るなどというのは人生初の快挙です。(笑)

 大画面に映し出されるラウールくん(Snow Man)演じる三浦界があまりに美しく、三浦界くんを鑑賞する…という感覚に近かった作品。

 クールな中にも繊細な表情の変化があって、いつまでも眺めていたくなるようなそんな絵画のような美しさでした。
好きだからベタ褒めしてる!!…それもあるのですが(いやかなりある)表面的な美しさだけでない、儚さや透明感、思春期の少年の気持ちや無邪気さ…そういうものが表現されていて、二次元でファンタジーだった三浦界くんがリアルにそこに存在し、人間味がプラスされて役に奥行きが出ていたような気がしました。

他にも、周りの役者さんが演技派で、キャラクターが漫画に忠実で素敵だったこと、映像が美しかったこと…エンターテイメントとしてプロモーション活動がすばらしいなと思ったこと…色々ありますが、今回はラウールくんのことを書きたいと思います。

 ヲタクが書いてるんだな、とどうか回れ右しないでください…(笑)

 めちゃくちゃ人気のある、そもそもの原作漫画「ハニーレモンソーダ」を知らず、映画が決まった時どんな作品なんだろ…と読んでみましたが、可愛らしい絵にキラキラきゅんきゅんの世界観!夢いっぱい!!

元々少年漫画やら、コメディが好きなことと、もういい大人になってしまっていたため(笑)オォ…なんか中高生好きそうやな!という感想。(ごめんなさい!私の感覚がおかしい!笑)

 だから正直、映画がきまった時は…映画館に行っても中高生が多そうだし、DVD出たら購入して観よう、と決めていました。(おい、ファンなのにそれでいいのか笑)

 そんな大人気漫画ということもあって、スーパーイケメン高校生「三浦界」くんをラウールくんが演じると決まった時、ぴったり!という意見の他にも「ラウールは違う!かっこいいけどラウールじゃない!」みたいな原作ファンの方々の声も、ネットや私自身の周りでもちらほらありました。それだけ愛情が深いということ。人気漫画原作あるあるですよね、きっと。

しかし元々ラウールくんのファンだった私は、「え!いやそれはさぁ!キャスティングしたのは制作陣のみなさんやろが!(笑)本人に罪はないぞ!」(よく分からんけど笑)と心の中で一瞬反論したい気持ちでいっぱいに。

たしかに、どっちがどう!ではなくて、ラウールくんも美形だし、三浦界くんもいわゆるイケメンだけど、お顔のタイプが違う…かもとも思いました。(私個人の見解です。)

でも、それでとやかく言われるのは(私の周りだけかもしれないけど)理不尽!笑

これまでのSnow Manの楽曲でみられる類い希な表現力やカリスマ性や美貌からすると、むしろこんな素晴らしい素材、逸材なのだから、ぴったりの作品を選んでくれよ…(ラウールくんのイメージに合うもの、ということ)どなたか偉い人…とさえ思ってしまっていました。(土下座)

てかあのセリフ現実世界で自然に言うの難しくない?(笑)こんなこと言う人おる?(笑)(笑)

作品のファンの方も、ラウールくんにもラウールくんのファンの方々にも、事務所のみなさんにも…あとは…とりあえずいろんな方々心からごめんなさい。

しかし、撮影が始まり…髪がレモン色になったラウールくんをみて、おや…となり、公開が近づき、予告が流れるようになって…あれ?三浦界くんにみえる…という現象が起きました。(私の中で)

そして先述の通り、映画主演が決まった当初はDVDを購入して観ようと思っていた私も、日を追うごとにますますラウールくんというひとりの表現者の虜になり、これだけの表現力と仕事に対するまっすぐさ、謙虚さ、そして情熱をもった彼が演じるんだから映画館のスクリーンで観たい!!という気持ちに。

そんなこんなでやや緊張しながら(初主演作品なので)映画を鑑賞。近所のおばちゃんのように、「ラウールくんがんばれ!」とこぶしを握り締めながらドキドキで椅子に座ったのに、もう終わるころには、ラウールくんの映画を観に来た、というよりも三浦界という人が確かに存在してそこで笑ったり泣いたりして息をしていたことに静かな感動を覚えたのでした。

そっか、あの役を演じてたのはラウールくんで、ラウールくんってこんな人だよなと思わずSnow ManのYouTubeを確認。

三浦界くんの台詞って、めちゃくちゃ素敵でキャッチーで印象的なんですが、漫画だから成立するもので実際の人間が言ったらどうなんだろ…あの金髪も場合によっちゃコスプレみたいに浮きそう…って感じてたのに…

たしかに序盤、台詞や動きがすこしかたいかな?と勝手に感じたところもありましたが(個人の見解です)物語が進むごとに本当にナチュラルに。

ただもうその存在感は、スクリーンに登場した時からずっと圧倒的で唯一無二。かっこいい人、だし、かっこいい振る舞い、なのに自然体で…自分をよく見せたい、かっこつけたい、というよりは、役に忠実に…三浦界を表現しようとしているのだという真摯さが伝わってきました。
この方、本当に初主演なのか?とさえ思ったほど。(共演したキャスト陣の方もおっしゃっていましたね。)

ど素人の私がもし監督だったら…この表情が出来るなら、こんな役をみてみたい、こんな作品でキャスティングしたい…と思ったのだから、神徳監督はもっとそう思ったはず。

ビジュアルに関してもお顔のタイプが違う、とすこしだけ思っていたのに、美しい金髪と肌、すらっとしたスタイル、きらきらした大きな瞳。まるでハニレモの世界から抜け出てきたかのようでした。(関係ないけどラウールくんの容姿はよく、ジョジョとか萩尾望都さんの作品キャラクターに例えられる気がする)

なにより、ちょっと強い表現をしてしまえば、外見が最初からどれだけ原作キャラに似ていたとしても、所詮似ている人にセリフを言わせただけになっていた気がします。

透けているんじゃないかというほどの透明感、発光しているような神々しさ、大人びているけれどピュアで繊細な内面、有無を言わさぬその抜きんでたオーラ。命がしっかり吹き込まれた、三浦界という魅力的なキャラクターがそこにはいました。

よって四回も映画館に通い、その表情や仕草をまじまじと鑑賞している次第です。(そのあたりがヲタク)

だから、観るのを迷っている方がいたら、だまされたと思って是非観てほしい…そう思います。

てか、原作ファンの私の友達…観てくれないかな。(笑)

年齢のことばかり言いたくない!と常々思ってはいるのですが…それでも17歳にして(現在は18歳)この方は裏切らない、必ず高いクオリティまで高めて魅せてくれるという信頼感がさらに増して末恐ろしくもなった、映画「ハニーレモンソーダ」のラウールくん。

そうだ、この子は…色々な世の中の声も全て受け止めて、実直に、真摯に向き合って、凄いスピードで成長していくエンターテイナーだった!!と思い出した、まだファン歴2年弱の強火ラウ担です。

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