アメリカ主要都市における医療用大麻CBDビジネスの現状レポート
こんにちは、@satoshi_gfa18です。
本noteでは、アメリカの医療用大麻(CBD)について解説します。
最近、日本のメディアにも大きく出るようになってきた医療用大麻(マリファナ)。CBDとは、医療用大麻の主成分で、主にリラックス効果や、集中力強化、眠気が吹っ飛ぶ、鎮痛作用などがあり、中毒性がないものとされ、大きな注目を集めています。
先週まで滞在していたニューヨーク・マンハッタンでもCBD専門の販売店が街中に溢れていました。
マンハッタンにもCBD専門店ありました。3ヶ月前にオープンしたらしい。アメリカのミレニアル世代に愛用されてる模様。医療用であり中毒性はなく、リラックスと集中を高める効果があり、ハイにはならないとのこと。4枚目の缶の飲み物が特に人気らしいです。全米いろんなところで急速に店できてるなぁ。 pic.twitter.com/dKMiTinzkK
— Satoshi Onodera / US🇺🇸Tech Marketer🥑 (@satoshi_gfa18) March 3, 2019
アメリカでは今、CBDが気軽に買えるようになってきています。
アメリカでは州により法律が異なり、カリフォルニアなどでは1990年代から医療用大麻の利用が認められていましたが、ここ最近2014年頃より、医療大麻の利用が認める州が増加、現在は全米で約半数の州で、医療用大麻が合法的に利用できるようになっています。
昨年秋の中間選挙においても、各州で嗜好用を含む「大麻肯定派」が支持を集め、話題になりました。
また、昨年の動きとして、オバマ元大統領が自身の著書で、過去にマリファナをやっていたことを明らかにする、またテスラCEOのイーロン・マスクが番組内でマリファナを吸い、いろんな意味で大きな話題になりました。
全米各州の現状については、以下の図をご覧ください。
こちらの図はCBDの法規制を表した図です。赤色以外の地域については、全面的に利用が認められています。
注目すべきは緑の州。カリフォルニア州やシアトルのあるワシントン州、ラスベガスのあるネバダ州、ボストンのあるマサチューセッツ州などは数十年前からの運動もあり、かなり法規制はなくなってきています。さらに、ニューヨーク州やマイアミのあるフロリダ州、テキサス州などは医療的な理由(嗜好的にはNG)に限り、認められています。(が、普通に街で売ってます)
つまり、全米の中でも大都市があるほとんどの州では、実質利用の制限はなくなっているわけです。
ニューヨーク、この3,4ヶ月のうちにCBDショップが爆発的に増えて、もはや誰でも手軽に買えるレベルになりつつある。 pic.twitter.com/NeEDJPnaCO
— Satoshi Onodera / US🇺🇸Tech Marketer🥑 (@satoshi_gfa18) March 20, 2019
私は、2018年12月〜1月にかけて全米5都市(東海岸はニューヨーク、ボストン、西海岸はサンフランシスコ、ラスベガス、LA)を訪問し、また2019年1月末〜2月はマイアミを中心にフロリダ州に一ヶ月滞在、3月はニューヨークに滞在しておりました。
前回2018年9月にも、同様に上記都市(サンフランシスコとラスベガス除く)を訪れていたわけですが、この3〜4ヶ月あまりで街で見かけたり、商品について人々に聞いたり、専門ビジネスをしている人に話を聞いたり、CBDに関しては大きな変化があったように思います。本noteではその内容をレポートとして主に2章に記載しています。
noteアジェンダは以下の通りです。なお、前提ですが、日本の法律上でグレーな内容などは私個人は体験しておらず、そういったレポートではないのであしからず。あくまでビジネス視点のレポートとなります。
目次
1. 医療用大麻CBDの効果
2. アメリカ(ニューヨーク、サンフランシスコ、ラスベガス、ボストン、マイアミ、LA)のここ数ヶ月(2019年1〜3月)のCBDビジネスの変化
3. 日本におけるCBD
それでは、見ていきましょう。
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