エチオピア IT 21歳少女の挑戦

エチオピア各地で子供のプログラミング教育に取り組む若手エンジニアがいる。ベテルヘム・デセ(21)。17歳で始めた教育事業で米国大使館や国際協力機構(JICA)も巻き込み、若手エンジニアの育成や創業支援をする。貧困層を減らし、祖国をアフリカ屈指のIT(情報技術)大国に変えようと挑む。

若手エンジニアの育成とその数を増やすことで、
貧困層を減らし、行く行くはエチオピアをアフリカ屈指のIT(情報技術)大国にしようと考える。

彼女の教育事業プロジェクトは

アメリカのDELLや米国大使館やJICAも巻き込んだ

「プログラミングは問題解決や論理的思考の学習にもなる。将来エンジニアにならない子供にも役に立つ授業を提供する」。賛同者は増え、19年には米デルなどの支援を受けスウェーデンにも教室を開いた。

プログラミングを通して、

問題解決や論理的思考の学習ができる。

エチオピアの経済状態

世界銀行によれば、同国の1人あたり国民総所得(GNI)は19年で850ドルと低所得国の水準だ。現実の壁は厚いが、「自分が受けたような教育の機会を、アフリカ各地で提供すれば社会が変わる」。休日になれば映画やシチューなどの料理を楽しむ普通の21歳は、屈託ない笑顔で語った。(敬称略)

ㆍ2019年 エチオピアの国民総所得(GNI)は
850ドル  

つまり一年間汗水働いても8万5千円。

これは日本の社会人の一ヶ月の収入よりも少ない。

ㆍエチオピアの人口は1億人
アフリカではナイジェリアに次いで2番目に多い

ナイジェリアの人口は約2億円

韓国 8000万人
中国 13億人
インド 13億人
バングラデシュ1.6億人
アメリカ 3億人
ドイツ 8000万人

1億人が暮らすエチオピアはナイジェリアに次ぎ、アフリカで2番目に人口が多い。コーヒー豆の輸出などに頼り、18年の国内総生産(GDP)のうち農林水産業が33%を占め、ITなど「運輸・通信」は4%と産業の高度化が遅れてきた。国際通貨基金(IMF)によれば、20年の1人当たりGDPは2771ドル(約29万円)と世界165位。ナイジェリアの約半分でアフリカでも低い水準だ。

エチオピアの課題は産業の高度化=ITなどの運輸ㆍ通信が発展していないことだ

これには人材育成というファクターも重要になってくる。

彼女はここに取り組んでいるのだ!!

IT人材の育成はアフリカ共通の課題だ。通信会社の業界団体、英GSMAはサハラ以南のアフリカでスマートフォンなどからネットを使う人の数は25年に4.7億人と、19年比で7割増えると予測する。スマホが普及すれば、決済や与信など新しい産業が育ち地域の課題解決につながる。各国が産業を発展させるには、層の厚い若手エンジニアが欠かせない。

現在サハラ以南でスマートフォンを持っている人の数は2.7億人

それが2025年には、2億人増えると予想されている。

スマホに関わるバリューチェーンで金が動き、また社会的インパクトも凄くなる。

スマホアプリなどなど

これから社会人になり、アフリカに関わるならまさにアフリカの変革のど真ん中にいることになるだろう。

出典:https://r.nikkei.com/article/DGXMZO65035450V11C20A0TL3000?unlock=1&s=4

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