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自分のキャリアを線で繋いで行ったらmikanに辿り着いた話

初めまして、mikan for Schoolという学校/塾向けの学習プロダクトで、PdM兼デザイナーとして入社しましたyaguと申します。

人生で初めての入社エントリーを書くのですが、mikanの入社は、いろんなキャリアの中で考えていた事が線になってmikanに辿り着いた感覚があり、これまでのキャリアを振り返りつつ、その線を辿っていけたらと思います。

自己紹介

制作会社のWebデザイナーからキャリアを積み始め、UIデザイナー/PdMとしてHR SaaSの新規事業立ち上げに参画。事業の拡大に伴い組織作りやマネジメントをしていました。HR SaaS事業卒業後はメガベンチャーでtoC面のグロースを担当。今年の7月からmikanに入社しました。

趣味はスーパ銭湯/サウナ、キャンプ、植物、芸人さんのラジオを聞くことです。

キャリア迷子だった20代

大学時代は家具デザインを専攻したのですが、家具デザイナーとしては全然就職できる気配がなく、いきなり詰んでしまいます。どうしたものか途方に暮れていたのですが、その当時はWebデザイナーの求人がすごく多い時代で、この際デザインができるなら媒体はなんでも良い!と頭を切り替えて、Webデザインを独学で学び、どうにか拾ってくれる制作会社に出会います。

その頃は、働き方改革なんて言葉ももちろんなく、ザ・昭和な働き方でハードではあったのですが、ずっと就職できずに鬱屈としてきたこともあり、自分のスキルが伸びていく実感もあり、楽しかったことを覚えています。そこから他の制作会社やスタートアップを経て、キャリア形成の転機となる企業に出会います。

キャリア形成の転機

キャリア形成の転機となった企業は、当時はAd-Techの会社で自分はコーポレートデザイナーとして入社します。コーポレートサイトや会社のノベルティ作成などを担当しており、やりがいはありつつも成長実感は得られない時期が来ていたある日のこと、経営層に呼ばれます。

新規事業を立ち上げる話があるが、やってみたいかどうかの打診でした。その頃の自分は、UI/UXという言葉に訳も分からず憧れる感じで、新規事業!プロダクト立ち上げ!UI/UXを学べるチャンス!と飛びつきます。

初めての新規事業立ち上げ、初めてのUI/UXデザイン、プロダクトマネジメントと分からないことだらけでしたが、独学で本を読み漁り、外部の専門家にも色々とサポートしていただき、どうにかプロダクトとして形になりました。この会社は熱い人が多かったので、日々議論を交わし、背中を預け合いながらプロダクトを育てていったのは今思い返しても面白かったな〜と思いますし、チームプレイでプロダクトを作る楽しさを知った原体験でもあります。(この機会をいただいたことを本当に感謝しています。)

また、自分の作ったプロダクトでその人の人生にポジティブな変化を起こすお手伝いができたことも自分がプロダクト作りにのめり込んでいくきっかけになりました。社会課題を解決するというと大袈裟ですが、世のため人のためになるプロダクトを作りたいという想いはより強くなりました。

マネジメントというものが何も分かってないのにマネージャーになる

事業が大きくなり、組織を拡大するフェーズに入り、様々なチームを組成していく中でMGRになりました。プロダクト作りのことは少し分かっていても、組織や人のマネジメントは分かりません。最初はマネジメントに対して苦手意識が強かったのですが、外部メンターの方にマネジメントを教わったり、SL理論やMBO-Sなどマネジメントについて学んだりしながら、実践を繰り返していくとある日気づきます。チームも強くなってるし、個々も大きく成長している(!)

MGRという形でメンバーの人生に接する以上、自分は人生の一部を持っている責任があると思っていて、彼らの人生においてちゃんとプラスになることがしたいという想いがありました。

そういう意味で、マネジメントが少しできるようになり、メンバーの成長を実感できたというのはホッとしましたし、その後もすごい成長を見せてくれるメンバーがたくさんいて、人の成長に携われるのっていいなと思いました。この体験がEd-Techへの興味の源泉だと思います。

PdMとしての転職

PdMとして転職を意識し始めた頃、今の自分の成長に必要な環境とはどういう環境なのか?を改めて考えました。PdMは人を巻き込み、知恵を集めることで、より大きな成果が出せる職種と自分は考えており、個人のスキルを伸ばせるのは重要。でも、それと同じくらい思想や価値観が合う会社/チームに属し、スキルの発揮しやすさを上げることも重要なのではないかと考え始めました。

PdMのスキル × スキルの発揮しやすい自分に合った環境 = 事業への貢献度
というようなイメージです。

その前提を踏まえると、会社選びは非常に重要になります。会社、文化、人をしっかり解像度高く見なくてはいけないし、一般的な面接フローで2,3回話したくらいじゃ、それを見極めるのは難しそうだな…と思っていました。

ある日、メッセージが届く

メガベンチャーへの転職後、PdMとして膨大なデータを分析する機会にも恵まれ、仕事は学びが多かったのですが、ある日こんなメッセージが届きます。

正直覚えていなかったことを白状し、後に謝罪しましたw

採用文脈での連絡にはほぼ返信しないのですが、おそらく仕事で関わった方のようで失礼があってもいけないし、ということで返信しました。

その当時、転職意向は高くはないがぼんやり考えてはいるくらいでした。自身が過去に、子会社のCXO(Chief Experiene Officer)もしており、次に転職する際はスタートアップの経営層に近いポジションもあるのかなと考えてはいました。そういった背景もあり、mikanで取締役をしているmizoさんが考えていることを聞いてみたいとお話の機会をいただきました。

プロダクト作りや組織作り、採用やキャリア設計など、mizoさんと話すと新しい視点がもらえて色々勉強になるな〜と思いつつ、定期的にZoomをさせてもらっているうちに、mikanの文化に自分が合いそうとか、そもそも自分TOEFL受けて海外いたな(=ドメイン知識ある?)とか考えるようになりました。

在籍していた会社でグロースの期末目標達成ができて一区切りついたので、次のキャリアについても考え始め、他の会社を受ける前にmikanの選考を受けることにしました。

mikanの組織作りへの思想に感動してしまう

選考に入る前に、代表のkazuさんと会うことになり、柔らかい雰囲気で対等な目線で話してくれて、人の良さが滲み出てる上に、頭も切れる素敵な経営層だな〜と思ったのを覚えています。

その時間の中で、mikan for Schoolのことやmikanの組織のことなど、色々お話を聞かせてもらったのですが、思想や物事の捉え方など相性の良さを感じることも多かったです。

PdMは経営層と議論していく事も多いと思うので、mizoさんkazuさんお二人が経営層であれば、濃い議論が出来そうと感じました。

後日、一次面接から選考が始まり、mikan for Schoolの1施策を仕様作成→デザインする技術選考を受け、その後チームメンバーとも飲みにいかせてもらったり。オフラインでの体験入社(選考の一部)では、入社したら一緒に仕事しそうな色んな方(10人以上)と話す機会がもらえました。みんな良い人すぎて、ちょっとびっくりしてしまうとこもあり、普段人見知りな自分がよく喋ってることに驚いたりと不思議な感覚でした。

選考フローの中で互いのミスマッチをなくす為に面接官以外の人とも話す機会を設けている会社もあります。でも自分の感覚ではその場合でも2,3人だと思っていたので、ここまでリソースかけてやる?と驚いたのを覚えています。

体験入社の夜

組織作りにおいて、入り口である採用でいかにカルチャーフィットする人に入ってもらうかは、以降の組織作りにも大きな影響がある。が、ここまで良い組織を作ることに本気な会社はそうそうないぞと。

他の会社の選考を受けたとて、mikan以上に会社の人と文化をここまでじっくり知れることはないだろうし、その上で自分はmikanに合うと感じるし、合ってると感じてもらってもいる。この会社、この組織でPdMとしてやれたら良いチームプレイができそう、この人たちとmikan for Schoolを事業成長させたいと思い、即日内定承諾しました。

実際に入社して感じた驚き

実際に入社した後も、採用で関わった人以外ともたくさん話せる仕組みが用意されていて、フルリモートでの入社でも孤独感を味わう隙もないという感じでした。入社前と後のギャップも全然感じませんでしたし、みんな人が良くて優秀でスキルセットが広い(あと面白いw)のも本当びっくりしました。

mikan for Schoolは事業としてはまだ始まったばかりで、事業、組織ともに整備しなきゃいけないことはたくさんあるし、やりたいこともいっぱいあります。でも、この視座が高くて優秀なチームメンバーとなら、より組織も事業も進化させられると思っています。

まだまだプロダクトとしても未成熟ではありますが、忙しい先生を助けられるプロダクトでありたいですし、生徒にとっても学習を楽しんで効率化させて、より多くの可能性を持てるようにしていきたいと考えています。

そのためには….人が足りません!!!!(切実)

現在、mikan for SchoolではBizサイドのメンバーを募集しています!
まだまだ立ち上げ期なので、守備範囲広くやっていただく感じになるでしょうし、プレイヤーをしつつ仕組み作りもお願いするような形になると思います。

ただ、逆に裁量の自由度は高いです。

0→1で物事を考えるのが好きだったり、新規事業立ち上げ特有の「文化祭の前日感」が好きな方には、なかなかワクワクする環境だと思います。
そして何より、Ed-Techのサービス事業者として日本の教育をより良くすることに貢献できます。

私は現在、プロダクト管掌をしていますが、Bizサイドにも入って採用や組織づくりにも関わっていますので、もし最後まで読んで興味を持ってくれましたら、カジュアル面談で一度お話しできると嬉しいです!

mikan for SchoolのLPもリニューアルしたのでご覧ください!

mikan(toCサービス)でもデザインマネージャーを始め、色んなポジションで募集してますので是非こちらも見ていってください!


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